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I love Salzburg

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長雨のひとやすみ。

今年5月に「開運!なんでも鑑定団」で本物と認められた伊藤若冲の掛け軸を、丸亀城城郭内にある資料館で現在見ることができる。双幅【鶏図】という。本日、しとしとと数日前より続く雨の下、私も若冲を訪ねてみた。若冲といえば、奇抜なほどの色鮮やかな鶏の絵を思い浮かべる人が多いのだろうか。私も漠然とそんな印象を持っていた。ただ、昨今の若冲人気のおかげでそれを知り得たくらい、私は彼の絵を全く知らない。これまで唯一...

志賀理江子『ブラインド デート』

神奈川県在住の鹿写真家、石井陽子さんに勧められ訪館。陽子さんとはペルーの記事をきっかけにブログを通して知り合い、鹿写真家になるずっと以前から彼女のレンズの向こう側にある人々に惹かれ、動物や鳥たちを愛しいと感じ、そして彼女の持つ独特の色彩感覚に憧れてきた。四国からはるばる東京まで彼女の個展を観に行ったり、ダラス空港でまさかの再会があったりと、気が付けば10年来の付き合いになる。今度はその彼女が、ある女...

京都国立近代美術館へ。

大阪へ行くのなら京都にも足を延ばそう。毎年世界で一ヶ所しか開催されないフランスのハイジュエラー・ヴァンクリーフ&アーペルと、日本工芸とがコラボした展覧会が京都であると知り、そう決めた。もともとジュエリーには全く興味のなかった私だが、7年前にモスクワのクレムリンで迷い込んだダイヤモンド庫との出会いが私を変えた。「本物」と呼ばれるものの圧倒的存在感は、人をも狂わすに値するだけのことはある。1200年以上昔か...

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兵庫陶芸美術館。

これは展覧会を称賛すべきか、美術館を褒めるべきか。比較的自然豊かな処に暮らしている私でも、非日常の緑の中は本当に気持ちいいと心底思う。訪れた兵庫陶芸美術館は、深い緑に囲まれて思わず大空に手を伸ばしたくなるそんな場所だった。すっかり初夏の陽射しが眩しい空はすぐそこだ。流れる水の音がすでに恋しい涼を運んでくる。そんな心地良い空間で、今日、言葉では言い表せられないいいものを見せてもらった。デザインといい...

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富士を見に行く。

母とモーニングに出掛けようと家を出て、「そういえば、広島の北斎展ってもうすぐ終わるんだったよね」との話から、急きょその足で広島まで車を走らせることとなった。北斎といえば私が小学6年生の時、学研の「学習と科学」シリーズの付録にあったスタンプがその『神奈川沖浪裏』で、その年は多くの同級生の年賀状を北斎が飾ったのを覚えている。遠い話ではあるが、当時私もそれに漏れず、北斎の描く大胆な絵の構図に魅了された。...