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旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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ローマの夜☆

*古代ローマの象徴、コロッセオ(コロッセウム)【'06.01.01】


昨日、帰宅した私の目にとまったものが"格安イタリア周遊6日間"というチラシでした。

「もしかすると、picchukoがこの春にでも行くと思って、、。」と母。
「どこに そんな余裕があるの!」
「でも、せっかくだから行ってくればいいのに。 イタリア、好きでしょ。」

そう、私はザルツブルクの次にローマが大好きなのです☆(*^―^*)

イタリアを思い出した私は、早速フィリッパ・ジョルダーノの3枚目のアルバム「Prima Donna」を聴いています。
(このCD、大のお気に入りなのです。^^)

* * * * * * *

私の中にあるローマ、
一番に浮かんでくるのは、空港からホテルまで運んでくれたドライバーさんの顔。

ローマ到着が夜だった為に、この旅行では空港からの送迎を事前にお願いしていたのでした。
まだまだ嫁入り前の娘ですからね~。(笑)

そのドライバーさんは、まるで彫刻のように彫りが深く、漫画のようにひょうきんな顔。

「君がpicchukoだね。」
その一声から、爆弾トークは始まりました。
ちょっとしたイタリア語講座、彼オススメのピザ屋さん、ローマに来たなら必見の5つの教会、、etc。

そんなに一度に覚えられないよ~!(>_<)
思わず悲鳴をあげそうなほどの勢いでした。


彼は一度だけ東京に来たことがあります。

一人勝手に、お寿司を食べた時の話に盛り上がるイタリア男性。(^。^;)
目も爛々に輝いています。

あまりにも続くお寿司の話題に、
「よっぽどお寿司が好きなのねぇ~。」、半ば呆れて私は言いました。

彼は大きな目をますます見開いて、
「OH! Lovely、 lovely。。。」そう言って、私の頭を撫でました。

???????????(・ω・;)
彼は、どうも「私のこと好き?」と尋ねられたと勘違いしたようです。

そんなこと言わないよぉ~。 しかも、この話の流れでそれはないでしょ~。
二人で大笑い。(^O^)

最後の最後まで、彼は愉快な人でした。

* * *

そんなドライバーさんのちょっとしたお心遣い。^^

ホテル手前で少し寄り道をして、コロッセオのライトアップを見に連れていってくれました。

「どうだい、ロマンチックだろう?」
少し高台に車を停めて、彼は自慢気に指差しました。

その時の私は確かに笑顔で頷きましたが、
正直な感想として、"ぼぉ~"っと浮かび上がったコロッセオは、何とも言えず不気味な佇まい。
そういえば、闘技場であったコロッセオは、かつて多くの剣闘士がここで命を落とし、また公開殺人も行われた場所。
"わぁ~、綺麗!"、そんな単純なものではないのです。

後日調べてみると、
コロッセオは現在、死刑廃止イベントに使用されているそうです。
11/30の「死刑に反対する都市(Cities for Life)」の日、あるいは新たに死刑を廃止した国が出た時に、その記念としてライトアップされるのだとか。
2007年1月には、イラクのサダム・フセイン元大統領の処刑に抗議するために点灯されました。
(Wikipediaによる)


2005年12月30日、
私が見たそのライトアップの意味については知りませんが、
そのコロッセオの不気味さが、余計にドライバーさんの陽気さを引き立てたことは言うまでもありません。^^;

その思わず飛び出しそうな彼の瞳と共に、今でも忘れられないローマの夜です☆

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油断ならない海外旅行。

*ローマの街角。【'06.01.01】


今でこそ あまり読まなくなりましたが、
数年前、私は色々な方達の海外旅行記ばかり貪り読んでいた時期がありました。

彼らの失敗談や恐い体験などを客観的に眺めることは、とても愉快で、そして非常に参考になるものばかりだったと思います。
それでも、おっちょこちょいの私は同じような失敗ばかり繰り返していますけど、、、。^^;

* * * * * * *

フィレンツェから列車(ESスター)でおよそ1時間半。
ルネッサンスの街から肥沃で広々としたトスカーナ風景を抜けると、そこは古代ロマンが今も息づくローマです。

昼前にテルテミ駅に着いた私は、その足で その日の宿泊先"HOTEL DEI CONSOLI('08.03.01日記)"へと急ぎました。

荷物を置いてすぐ、まず向かった先はヴァチカン市国。
サン・ピエトロ広場には、ローマ法王の姿を一目見ようと集まった大勢のカトリック信者でごった返していました。
その日が1月1日だったからです。
(注 : 元日は、サン・ピエトロ寺院とヴァチカン美術館には入れません。(T_T))

そこで予想以上に時間をとられた私は少々焦っていました。

コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パンテオン神殿、"真実の口"で有名なサンタ・マリア・イン・コスメディン教会、トレヴィの泉、スペイン広場、、、
行きたい場所に限りがありません。^^
(注 : コロッセオもフォロ・ロマーノも、元日はやはり中へは入れません。(ToT))

真冬のヨーロッパは、夕方 日が暮れるのも早いです。
ただでさえ、どんよりとした曇り空。(;_;)
とにかく、移動時間をいかに短縮させるかが勝負でした。

リソルジメント広場のタクシー乗り場がホテルから一番近いことを、レセプションのお姉さんに教えてもらいました。
(いつもなら、「Could you call a taxi for me?」と頼んだでしょうけれど、その時はそれすら思いつかないほど慌てていました。)

スタンドで待つこと20分。
こういう時に限ってタクシーって来ないんですよね~。(>_<)

イライラ、イライラ。
懸命に他の手段を頭の中でぐるぐる、ぐるぐる。

その時です☆
「HEY♪ タクシーはこっちだよ!」
振り向くと、小肥りの中年のおじさんが手を挙げていました。

良かったぁ~~~。(^_^)
私は勇んでそのタクシーに飛び乗りました。^^

しばらくして、ふっと気付いたこと。
あれ? このタクシー、、、メーターがない。(―◇―;)
そういえば、彼はタクシースタンドではなく、少し離れた場所から私を呼んだ。。。(・ω・;)

これ、タクシーじゃな~い!!!(*`θ´*)

とにかく冷静に、
まずは目的地であるコロッセオに連れて行ってくれたら良しとしよう。
陽気に話し掛けてくるそのおじさん、しかし運転はかなり荒い人でした。

ひやひやし通しでしたが、無事コロッセオに到着。
「あの~、おいくらでしょうか~。。。」
「20ユーロだよ。」

走り去るその車には、タクシーの印など どこにも付いていませんでした。
やっぱり。。。(^_^;)
きっと本物のタクシーなら、およそ15ユーロの距離だったと思います。

* * *

海外での注意事項。
頭では分かっているはずのことでも、慌てたり戸惑ったりした時には"まんまと"落とし穴にハマることがあるということ。

まぁ、確かにこの時は1分1秒が惜しいくらいでしたから、いつまでもタクシーを待ちぼうけするよりは良かったのかもしれませんが、、、。
万が一、怪しげな場所に連れて行かれてたとしたら、、、。(>_<)


この年末、ザルツブルクは地図すら要らないほど慣れた街ではありますが、くれぐれも気を付けて行きたいと思います。

ローマの休日~傘の下からプロポーズ

*ローマ・サンタンジェロ城を背に【'06.01.01】
ここは映画「ローマの休日」の中で、船上パーティーが開催された場所として有名ですね。
王女を捜しにきた情報部員と乱闘騒ぎを繰り広げたアン王女と新聞記者ジョー。
追っ手から逃れる為に飛び込んだ川からあがった二人は、熱い抱擁を交わす、、。
二人の気持ちの高まりが伝わる素敵な場面ですよね。
う~ん、ロマンチック。。(*^_^*)


三連休初日の土曜日、本降りが一日中続きました。

雨、、、。

この夏のザルツブルク以外は冬のヨーロッパしか知らない私。
だから、いつもヨーロッパの空はどんよりと雲が低く、小雨の中をそぞろ歩くことが多いです。

小雨ならかまいません。

昨年2006年のローマでの元日と、ルツェルンで迎えた今年の元日。
どちらも傘が手放せないほどの雨でした。

そんなローマでの想い出です。


PM3時半、"コロッセオ"を後にした私は、アン王女気分で"真実の口"に手を入れて写真を撮ろうと、"サンタ・マリア・イン・コスメディン教会"へと足を運びました。
皆さん、思うことは同じです。
長い長い列が連なっていました。

どうしようかなぁ~、時間ないしなぁ~。。
でも、やっぱり口の中に手を入れたいよなぁ~。

貴重な時間が過ぎていくことは惜しいけれど、ここで引き返すのも残念で、1時間ほど待ちました。

教会から出る頃には、とっくに外は薄暗く、ますます雲行きが怪しくなっていました。

真っ黒な雨雲がローマの街を包みます。

信じられないような"どしゃ降り"に、私は急いで近くの公衆電話に駆け込みました。

一人の男性も雨から逃れてきました。

なかなかスマートです。
地元の方のようでしたが、イタリア男性にしてはクールな感じ。o(^-^)o

偶然一緒になった"びしょ濡れ"の二人、
この『ローマ』で恋に落ちてもいいではありませんか!!

・・・・・。。。(∋_∈)
まぁ、そんなおいしい話はある訳がなく、
時間が勿体無い私は その好みの男性と軽く挨拶を交した後、大雨の中を飛び出しました。

かなり後悔。。(∋_∈)

いえ、それは"決して"その男性のことではなく、余りにも雨が酷すぎたからです。
傘を差しても"無駄"なくらいの横殴りの強い雨。

でも私は歩き出しました。
PM6時頃だったかしら。 もう辺りは真っ暗です。

コロッセオにその建築様式の影響を与えた、ローマに残る唯一の古代劇場"マルチェッロ劇場"も、
ミケランジェロが設計したカンピドリオ広場がある"カンピドリオの丘"も、
あらゆる名所を横目に、私は急ぎ足で"トレヴィの泉"へと向かいました。

その途中に堂々とそびえる"ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂"。
その前に広がる"ヴェネチア広場"。


そこは多くの人でごった返し、所狭しと傘が溢れていました。

私はひたすら前に進むのみです。

そんな時、一つの傘が私の傘に執拗に重なってきます。

もしかして、『スリ』?!(`o´)/

・・・違いました。

その男性は、"ラクダ"のような目をしていました。
いえ、顔全体が"ラクダ顔"!!
まぁ、かわいらしいと言えば、そうかも(?)しれません。

さすが、イタリア男性!! 女性なら口説くのが礼儀です!!

『結婚して下さい。』

「へっ?!」

『僕と結婚して下さい。』

さすが、イタリア男性。 初対面でプロポーズですかぁ~。

私は面白くて、何度も聞き返しました。

でも、やはり答えは『Marry me...』

聞けば、彼はトルコ人とのこと。
女性を口説く名人は、イタリア男性だけではないのねぇ。

確かに、そのラクダさんの瞳には色気もありました。
でも、~この人、いったい何人に同じことを言ってるのだろうか、、、、~
そう思うと、その魔術に引っ掛かることはありませんでした。


"そんな大切な台詞、本当に大切な女性にとっておいてあげなさいよね!!!"

"私だって、そんな大事な台詞を簡単には聞きたくないわっ!!"
(何度も聞き返したのは私ですが、、、、、。)

そう思った、ある『ローマの休日』です。

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