I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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♪サウンド・オブ・ミュージック・ツアー♪

*ザルツブルクからバスで1時間弱。
湖岸の街「Mondsee ~モントゼー」にある教区教会『Pfarrkirche』の祭壇です。【'07.12.31】
映画の中では、主人公マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンに使われました。


さて、『サウンド・オブ・ミュージック・ツアー』についてですが、もし皆さんが参加されるのでしたら英語版ツアーをお薦めします。
もちろん、日本語ガイドツアーもありますが、様々な国の人がいる方が断然 愉快です♪

今回も、7月に参加した「Eagle's Nest (ヒトラーの山荘)」へのツアーも、私は『Salzburg Panorama Tours ~パノラマツアー』に申し込みました。
ミラベル広場の一角に申し込み所があります。

このようなツアーでは、ガイドさんは参加者の出身地を話の種に使うので、本当に世界各国から観光客が集まっていることが分かります。

これも何かの縁でしょうね。
夏も冬も沢山のNZの方とご一緒しました。

12/31の午後0時。 NZ時間では1/1の午前0時です。
ザルツブルクでは、まだ12時間も2007年が残っていたのですが、
NZ人を中心に、ここでひとまず「A Happy New Year」!
こういうのって、些細なことですが楽しいですよね。


ツアーのコースはいたってシンプル。
9:30~13:30の4時間で回ります。

レオポルツクローン城 (湖の対岸より) →
ヘルブルン宮殿 (庭園のガラスのパビリオン) →
車窓より フシェル湖、ザンクト・ギルゲン (モーツァルトのお母さんが生まれた町) →
モントゼー →
ミラベル広場にて解散

*レオポルツクローン城は現在、個人の所有になっている為 中には入れません。

時候のい季節ならば ちょっと"あっさり"し過ぎて物足りなく感じるかもしれません。
けれど、真冬の氷点下の世界では「車窓」からで十分な場所もあります。

12時から13時まで滞在する「モントゼー」という三日月の形をした街でランチ休憩。

ガイドさん、「13時にバスまで戻って来て下さいね。今日の13時ですよ~。いいですかぁ~、明日までは待ちませんよ~。」
ぷっ!!o(^-^)o
いつもなら流してしまう冗談も、英語だと"つい"笑ってしまう私です♪


時間が勿体ない私は、食事も取らずにまずは教会↑へ。
お土産屋さんもそこそこ、湖畔を歩く時間を含めると1時間では全然足りませんっ。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

『モントゼーの教区教会』・・・
15世紀に建てられたそうですが、その後の火事で焼け落ちてしまい、現在のものは1960年代に建てられました。
内部は13もの祭壇が並び、オーストリア最大の規模を誇るのだとか。
もともとゴシック様式で建てられたものですが、増改築のためにバロック様式の彫刻や内装が入り交じっています。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

雪の白さに沈む街は、"ぴんっ"と張りつめた空気がとても澄んでいて、
私は肌をさす その冷たさを逆に気持ち良く感じていました。


バスの中では、映画に出てくる音楽を流して、気分を高めてくれます。

あれ?
マリアのパートなのに、かすかに男性の声???

ガイドさん?
いえ、違う。 ガイドさんは一番前の席に座るお客さんとお喋りしてる...。

あれれ??
耳を澄まして聴いていたら、、
なぁ~んだ!! ドライバーさんの歌声なのね♪
体を揺らしながら、とっても楽しそう♪♪♪
きっと毎日のように このコースを走っているでしょうに、
やっぱりこの音楽は人の心を陽気に上機嫌にさせるようです♪

窓ガラスに映る前の席のお姉さんも、後ろの席のお姉さんまでも、
気が付けば "みんな" 音楽に合わせて口ずさんでいます。
もっちろん! 私も歌っていました♪

あらあら、ついにはガイドさんも大きな大きな声で歌い出しました!!

外は寒空の下、真っ白な雪景色でしたが、
きっときっと皆さんの瞼の奥には映画のように緑があふれ、碧い湖が広がっていたことでしょう。


こんなにも多くの方に愛される『サウンド・オブ・ミュージック』。

今週末にでも、もう一度ゆっくり観てみようかな。

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Something Good

*映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台、「ヘルブルン宮殿」の庭園にあるガラスの家【'07.12.31】


この「ヘルブルン宮殿」は、大司教マルクス・シティクスが夏の宮殿として1615年頃に建てたもの。

一番の見どころは、水力を利用して作られた様々な仕掛けのある「Wasserspiele~水の庭園」。
ここはガイドツアーで見て回ります。

予想もしない所から、突然に水が吹き出してくるので、訪問した人達は歓声とともに、"ビチョビチョ"になってしまいます!!
涼しい顔をして立っていると、ガイドさんに狙われるので要注意ですよ☆

暑い夏にオススメの観光名所です。


そんな夏とは別世界の冬の離宮。
今回は『サウンド・オブ・ミュージックツアー』で立ち寄りました。

ここが最初に登場するのは、トラップ家の長女"リーズル"と、そのBoyfriendの"ロルフ"が踊りながら歌う、「もうすぐ17歳」のシーン。

そして、夜のとばりの中、トラップ大佐とマリアが心通わせ見つめ合う、最もロマンチックなシーンの舞台です♪


映画をご覧になった方は誰しも ここを訪れた時、思った以上に狭いことに気付くでしょう。

この場所では外側から全体を映しただけで、内部の映像は別にセットを組んで撮影されたそうです。
(ツアーガイドさんがそう説明してくれたのですが、、そう言っていたと思うのですが、私の英語力ですから間違っていたらごめんなさい。。)


この時のトラップ大佐とマリアが歌う、「Something Good ~何かよいこと」。
私が一番好きな歌です!!


《 Perhaps I had a wicked childhood
幼い頃、私はたぶん悪い子だった。

Perhaps I had a mis'rable youth
たぶん救いようのない娘だった。

But somewhere in my wicked, mis'rable past
There must have been moment of truth
でも そんなどうしようもない少女時代にも、真実の時がいつかあったはず。

For here you are standing there loving me
だって、あなたがこうして私を愛してくれているんですもの。

Whether or not you should
それは愛することが努めだからというものではなく、、

So, somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
きっと私、子供の頃に何かよいことをしていたのね。


Nothing comes from nothing Nothing ever could
だって、無から生まれるものなど何もない。

So, somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
だからこれはきっと、私が幼い頃に何かよいことをしたからなんだわ。》


* * * * * * *

私は今日、ある方の「涙」を知ってしまいました。

過去の自分の過ちが、今誰よりも自分を苦しめているのです。
「過ち」かどうかは私には分かりませんが、何かが道からずれてしまったのでしょう。

彼はもう十分に大人なのに、この先どう歩んでいけばいいのかを見失っています。


彼は私がNZにいた頃、「親愛なるpicchukoさん」という出だしでいつも優しくメールをくれました。


『無から生まれるものなど何もありません。』

確かに過去において、彼は何かを間違ったのかもしれない。

でも、何かよいこともしているはず。
*昔くれた、私への励ましだってそうですね。

間違いのない人生を送っている人などいないのですから、
彼の苦しみはそれ以上であってはならないと思うのです。

きっと彼も昔、何かよいことをしているはずですから、本当に耐えられなくなった時には私にできることを、いつでも手を差し伸べてあげたいと思います。

私こそ、間違いだらけの人生ですもの。
でも、私だって今までに何かよいことをしているはずですよね。

みなさん、そうですよね。

ジルベスター・ガラ・コンサート

*Mozart Kammerorchester Salzburg
Konzert um 22:00 Uhr im Furstenzimmer
Montag,31. Dezember2007


〈Programm〉

Mozart : Le nozze di Figaro ( Ouverture )
モーツァルト : 「フィガロの結婚 (序曲)」

Dvorak : 2 Walzer
ドヴォルザーク : ワルツ

L.Mozart : Alphornkonzert( Sinfonia da camera )
レオポルド・モーツァルト(父) : アルペンホルンコンサート (室内交響曲)

Mozart : Champagner Arie
シャンペンアリア

Mozart : Papageno Duett
歌劇「魔笛」より

Strauss : Pizzicato Polka
ヨハン・シュトラウス2世 : 「ピッツィカートポルカ」

Mozart : Ein nachtliches Standchen
セレナーデ

Strauss : Donner und Blitz
ポルカ「雷鳴と稲妻」

~~~ Pause 休憩 ~~~

Strauss : Wein, Weib und Gesang
「ワイン、女、そして唄」

Strauss : Schwipslied
「ベネチアの一夜」より

Brahms : Ungarischer Tanz
ブラームス : 「ハンガリー舞曲」

Kalman : Tanzen mocht ich
カルーマン : ワルツ

Strauss : Eljen a Magyar
ポルカ「ハンガリー万歳」

* * * * * * *

昨年暮れのホーエンザルツブルク城でのコンサート。

私は8月末、海外のエンターテイメントならお任せの「カーテンコール」さんにこのチケットをお願いしました。

というのも、7/16に「ミラベル宮殿」での室内楽コンサートに大満足した私は、次回もモーツァルトを楽しみたいと願ったからです。

〔A〕
コンサート (19:00) + ディナー (20:45) + レセプション花火 (24:00)

〔B〕
コンサート (22:00) + レセプション花火 (24:00)


一人の私は〔B〕を選びましたが、一緒に行かれる方がいらっしゃる皆さんは〔A〕が優雅でお洒落だと思います。


夜も更けて始まったコンサート。

ヴァイオリン4名、ヴィオラ2名、コントラバス1名、チェロ1名

カーテンコールさんがいち早く手配をして下さったのでしょう。
私の席は最前列の中央に近い場所でした。

少し伸ばせば、チェロに手が届きそう。

彼らは演出のプロでもありますから、様々なパフォーマンスで楽しませてくれます。

アルペンホルンを生まれて初めて聴くこともできました。
アルプスの羊飼いを想像させる身なりで登場!!
「プワフォー」と大きな音にはビックリしましたよ。

ソプラノとバリトンのデュエットも、
ワイン片手に"ほろ酔い加減"を装い、愉快に楽しく会場を盛り上げてくれます。
民族衣装も古い雰囲気溢れる城塞には"ぴったり"です。

お城の一室での小さなコンサートですので、観客と歌い手さん、演奏者さんが一体となって温かな空気が流れていました。

ステージの背後には、気の早い花火の打ち上げが窓から見えて、とても素敵。

そして、お隣になった老夫婦。
驚いたり、面白いことがある度に、私の方に顔を向けて声をかけてくれました。

私達は、その度 目を合わせ、"ふふふ" と微笑み合います。
何だか心まで柔らかくほぐされるようでした。


ウィーンとも違う、
一つの確かな気高い文化がここにも又、存在しているのです。

私までもが誇り高く感じていました。

ザルツブルク市民の方ならなおのこと、
この素晴らしい伝統と文化を誇らしくに思っていることでしょうね。

"シェイクスピア"にだって負けません!!

*今は真っ白な「ミラベル庭園」にて【'08.01.01】


昨日は皆さんから沢山の励ましのお言葉を戴きまして、ありがとうございました。

おかげで今は元気です。
(神様にイジワルされたのは、何も今回だけのことではないですものね。(*^_^*))

私は転んでもただでは起き上がりませんから!!


1/1にsuhさんを見送った後、私はしばらくの間、真っ暗な「ミラベル庭園」から大好きな「ホーエンザルツブルク城塞」を見上げていました。

後から後から溢れる涙。
でもそれは、Alexと会えなかったからだけではありません。

あまりにも白く浮かび上がったお城が美し過ぎたから。。

この街をまた後にしなければならないことに、悲しくて涙が止まらなかったのです。


そして私は思いつきました!!

大好きなザルツブルクを舞台に、大好きなAlexとの想い出を文章にしましょう♪

シェイクスピアにだって、ゲーテにだって負けません!!

『ロミオとジュリエット』に負けないお話を、
『サウンド・オブ・ミュージック』のようにザルツブルクの魅力溢れるお話を、
いつかこの想い出を ただ懐かしく感じれるようになったら書いてみましょう!!

そう思い立ち、ホーエンザルツブルク城に約束し、ミラベル庭園を後にした私です。


*次回からは、Alexとは違うザルツブルクの魅力をご紹介しますね。

神様は"イジワル"

*私とアレクサンダー大王(Alex) 【'07.07.16 ドイツ・ベルヒテスガーデンにて】


('08.01.04日記)に書いたように、今回のザルツブルクでは「Alex」こと「Alexander」との再会は実現できませんでした。

彼がイタリアへ引っ越した話を聞き、やはり寂しくて辛くて、ザルツブルクの雪景色に埋もれてしまいたいほどでした。


そんな想いをひきずっての、12/31の午後。
私はまず旧市街の中心にある『Residenz~レジデンツ』・・大司教の館 を訪れました。
*前回は胸がいっぱいで市内観光が全くできませんでしたので、今回が初めてです。


『レジデンツ』は、ザルツブルクを約1000年にも渡り支配してきた歴代の大司教の宮殿です。

現在の建物は、ヴォルフ・ディートリヒ大司教により1595年に着工の命が下され、1619年に完成しました。
それは約180もの華麗な部屋からなります。

公的な場所として使用された部屋としては、「会議の間」「謁見の間」「控えの間」など。
司教の権力を誇示する華やかで見事な装飾品が展示されています。

確かにウィーンの「シェーンブルン宮殿」には足元にも及びませんが、それでも6歳のモーツァルトが初めて大司教の前で演奏をした「会議の間」や、「騎士の間」など、至るところに興味深い話題が残っています。

ヴォルフ・ディートリヒ大司教は、「北のローマ」を目指して建てたそうです。


そんなレジデンツの内部を、入口で借りるガイドホン (日本語あり) の案内で見て回ります。

各部屋の説明とともに、それぞれの天井に描かれた絵画の説明も聞くことができます。

この日の私にとっては とても皮肉なことに、
この天井画は「アレクサンダー大王」の遠征について描かれているのです。

ガイドホンは部屋を進むごとに耳元で言います。

「これはアレクサンダー大王が初めて~した場面」
「次にアレクサンダー大王が~~。」
「この部屋には~するアレクサンダー大王が、、」
「続いて、これは~する〇歳のアレクサンダー大王」

腹立たしいほどに『アレクサンダー大王』を連発してくれます。


あぁ~、『アレクサンダー』、、『アレックス』、、、、

繊細で傷ついた乙女心(?)に塩を塗るようなもの。
さすがザルツブルク、「塩」の街ですね。(苦笑)。。

あまりにも続く「アレクサンダー大王」に、その名前の響きだけが頭に残り、
どうして このレジデンツに大王の絵が描かれているのか、
ザルツブルクと大王の繋がりがどういうものかという肝心なことを私は聞きもらしてしまいました。

帰国後に調べてみても分からない。。

アレクサンダー大王はギリシャ全土を従えたマケドニア王フィリッポス2世の子で、
彼はペルシャ軍を破り小アジアを平定し、エジプトを従え、最後にはペルシャ帝国を滅ぼしてインドまで進んだ東方遠征の話はあまりにも有名ですが、
その彼とザルツブルクの関係は?

それとも大司教がアレクサンダー大王を尊敬して描かせたのでしょうか、、。

どちらにしろ、あの日の私には切ない切ない名前の連続でした。


もし次にこのレジデンツを訪れた時、天井画の内容が変わっていたら (絶対に有り得ませんが)、私は大きく吠えますよ!!

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