I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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♪サウンド・オブ・ミュージック・ツアー♪

*ザルツブルクからバスで1時間弱。
湖岸の街「Mondsee ~モントゼー」にある教区教会『Pfarrkirche』の祭壇です。【'07.12.31】
映画の中では、主人公マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンに使われました。


さて、『サウンド・オブ・ミュージック・ツアー』についてですが、もし皆さんが参加されるのでしたら英語版ツアーをお薦めします。
もちろん、日本語ガイドツアーもありますが、様々な国の人がいる方が断然 愉快です♪

今回も、7月に参加した「Eagle's Nest (ヒトラーの山荘)」へのツアーも、私は『Salzburg Panorama Tours ~パノラマツアー』に申し込みました。
ミラベル広場の一角に申し込み所があります。

このようなツアーでは、ガイドさんは参加者の出身地を話の種に使うので、本当に世界各国から観光客が集まっていることが分かります。

これも何かの縁でしょうね。
夏も冬も沢山のNZの方とご一緒しました。

12/31の午後0時。 NZ時間では1/1の午前0時です。
ザルツブルクでは、まだ12時間も2007年が残っていたのですが、
NZ人を中心に、ここでひとまず「A Happy New Year」!
こういうのって、些細なことですが楽しいですよね。


ツアーのコースはいたってシンプル。
9:30~13:30の4時間で回ります。

レオポルツクローン城 (湖の対岸より) →
ヘルブルン宮殿 (庭園のガラスのパビリオン) →
車窓より フシェル湖、ザンクト・ギルゲン (モーツァルトのお母さんが生まれた町) →
モントゼー →
ミラベル広場にて解散

*レオポルツクローン城は現在、個人の所有になっている為 中には入れません。

時候のい季節ならば ちょっと"あっさり"し過ぎて物足りなく感じるかもしれません。
けれど、真冬の氷点下の世界では「車窓」からで十分な場所もあります。

12時から13時まで滞在する「モントゼー」という三日月の形をした街でランチ休憩。

ガイドさん、「13時にバスまで戻って来て下さいね。今日の13時ですよ~。いいですかぁ~、明日までは待ちませんよ~。」
ぷっ!!o(^-^)o
いつもなら流してしまう冗談も、英語だと"つい"笑ってしまう私です♪


時間が勿体ない私は、食事も取らずにまずは教会↑へ。
お土産屋さんもそこそこ、湖畔を歩く時間を含めると1時間では全然足りませんっ。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

『モントゼーの教区教会』・・・
15世紀に建てられたそうですが、その後の火事で焼け落ちてしまい、現在のものは1960年代に建てられました。
内部は13もの祭壇が並び、オーストリア最大の規模を誇るのだとか。
もともとゴシック様式で建てられたものですが、増改築のためにバロック様式の彫刻や内装が入り交じっています。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

雪の白さに沈む街は、"ぴんっ"と張りつめた空気がとても澄んでいて、
私は肌をさす その冷たさを逆に気持ち良く感じていました。


バスの中では、映画に出てくる音楽を流して、気分を高めてくれます。

あれ?
マリアのパートなのに、かすかに男性の声???

ガイドさん?
いえ、違う。 ガイドさんは一番前の席に座るお客さんとお喋りしてる...。

あれれ??
耳を澄まして聴いていたら、、
なぁ~んだ!! ドライバーさんの歌声なのね♪
体を揺らしながら、とっても楽しそう♪♪♪
きっと毎日のように このコースを走っているでしょうに、
やっぱりこの音楽は人の心を陽気に上機嫌にさせるようです♪

窓ガラスに映る前の席のお姉さんも、後ろの席のお姉さんまでも、
気が付けば "みんな" 音楽に合わせて口ずさんでいます。
もっちろん! 私も歌っていました♪

あらあら、ついにはガイドさんも大きな大きな声で歌い出しました!!

外は寒空の下、真っ白な雪景色でしたが、
きっときっと皆さんの瞼の奥には映画のように緑があふれ、碧い湖が広がっていたことでしょう。


こんなにも多くの方に愛される『サウンド・オブ・ミュージック』。

今週末にでも、もう一度ゆっくり観てみようかな。

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Something Good

*映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台、「ヘルブルン宮殿」の庭園にあるガラスの家【'07.12.31】


この「ヘルブルン宮殿」は、大司教マルクス・シティクスが夏の宮殿として1615年頃に建てたもの。

一番の見どころは、水力を利用して作られた様々な仕掛けのある「Wasserspiele~水の庭園」。
ここはガイドツアーで見て回ります。

予想もしない所から、突然に水が吹き出してくるので、訪問した人達は歓声とともに、"ビチョビチョ"になってしまいます!!
涼しい顔をして立っていると、ガイドさんに狙われるので要注意ですよ☆

暑い夏にオススメの観光名所です。


そんな夏とは別世界の冬の離宮。
今回は『サウンド・オブ・ミュージックツアー』で立ち寄りました。

ここが最初に登場するのは、トラップ家の長女"リーズル"と、そのBoyfriendの"ロルフ"が踊りながら歌う、「もうすぐ17歳」のシーン。

そして、夜のとばりの中、トラップ大佐とマリアが心通わせ見つめ合う、最もロマンチックなシーンの舞台です♪


映画をご覧になった方は誰しも ここを訪れた時、思った以上に狭いことに気付くでしょう。

この場所では外側から全体を映しただけで、内部の映像は別にセットを組んで撮影されたそうです。
(ツアーガイドさんがそう説明してくれたのですが、、そう言っていたと思うのですが、私の英語力ですから間違っていたらごめんなさい。。)


この時のトラップ大佐とマリアが歌う、「Something Good ~何かよいこと」。
私が一番好きな歌です!!


《 Perhaps I had a wicked childhood
幼い頃、私はたぶん悪い子だった。

Perhaps I had a mis'rable youth
たぶん救いようのない娘だった。

But somewhere in my wicked, mis'rable past
There must have been moment of truth
でも そんなどうしようもない少女時代にも、真実の時がいつかあったはず。

For here you are standing there loving me
だって、あなたがこうして私を愛してくれているんですもの。

Whether or not you should
それは愛することが努めだからというものではなく、、

So, somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
きっと私、子供の頃に何かよいことをしていたのね。


Nothing comes from nothing Nothing ever could
だって、無から生まれるものなど何もない。

So, somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
だからこれはきっと、私が幼い頃に何かよいことをしたからなんだわ。》


* * * * * * *

私は今日、ある方の「涙」を知ってしまいました。

過去の自分の過ちが、今誰よりも自分を苦しめているのです。
「過ち」かどうかは私には分かりませんが、何かが道からずれてしまったのでしょう。

彼はもう十分に大人なのに、この先どう歩んでいけばいいのかを見失っています。


彼は私がNZにいた頃、「親愛なるpicchukoさん」という出だしでいつも優しくメールをくれました。


『無から生まれるものなど何もありません。』

確かに過去において、彼は何かを間違ったのかもしれない。

でも、何かよいこともしているはず。
*昔くれた、私への励ましだってそうですね。

間違いのない人生を送っている人などいないのですから、
彼の苦しみはそれ以上であってはならないと思うのです。

きっと彼も昔、何かよいことをしているはずですから、本当に耐えられなくなった時には私にできることを、いつでも手を差し伸べてあげたいと思います。

私こそ、間違いだらけの人生ですもの。
でも、私だって今までに何かよいことをしているはずですよね。

みなさん、そうですよね。

ジルベスター・ガラ・コンサート

*Mozart Kammerorchester Salzburg
Konzert um 22:00 Uhr im Furstenzimmer
Montag,31. Dezember2007


〈Programm〉

Mozart : Le nozze di Figaro ( Ouverture )
モーツァルト : 「フィガロの結婚 (序曲)」

Dvorak : 2 Walzer
ドヴォルザーク : ワルツ

L.Mozart : Alphornkonzert( Sinfonia da camera )
レオポルド・モーツァルト(父) : アルペンホルンコンサート (室内交響曲)

Mozart : Champagner Arie
シャンペンアリア

Mozart : Papageno Duett
歌劇「魔笛」より

Strauss : Pizzicato Polka
ヨハン・シュトラウス2世 : 「ピッツィカートポルカ」

Mozart : Ein nachtliches Standchen
セレナーデ

Strauss : Donner und Blitz
ポルカ「雷鳴と稲妻」

~~~ Pause 休憩 ~~~

Strauss : Wein, Weib und Gesang
「ワイン、女、そして唄」

Strauss : Schwipslied
「ベネチアの一夜」より

Brahms : Ungarischer Tanz
ブラームス : 「ハンガリー舞曲」

Kalman : Tanzen mocht ich
カルーマン : ワルツ

Strauss : Eljen a Magyar
ポルカ「ハンガリー万歳」

* * * * * * *

昨年暮れのホーエンザルツブルク城でのコンサート。

私は8月末、海外のエンターテイメントならお任せの「カーテンコール」さんにこのチケットをお願いしました。

というのも、7/16に「ミラベル宮殿」での室内楽コンサートに大満足した私は、次回もモーツァルトを楽しみたいと願ったからです。

〔A〕
コンサート (19:00) + ディナー (20:45) + レセプション花火 (24:00)

〔B〕
コンサート (22:00) + レセプション花火 (24:00)


一人の私は〔B〕を選びましたが、一緒に行かれる方がいらっしゃる皆さんは〔A〕が優雅でお洒落だと思います。


夜も更けて始まったコンサート。

ヴァイオリン4名、ヴィオラ2名、コントラバス1名、チェロ1名

カーテンコールさんがいち早く手配をして下さったのでしょう。
私の席は最前列の中央に近い場所でした。

少し伸ばせば、チェロに手が届きそう。

彼らは演出のプロでもありますから、様々なパフォーマンスで楽しませてくれます。

アルペンホルンを生まれて初めて聴くこともできました。
アルプスの羊飼いを想像させる身なりで登場!!
「プワフォー」と大きな音にはビックリしましたよ。

ソプラノとバリトンのデュエットも、
ワイン片手に"ほろ酔い加減"を装い、愉快に楽しく会場を盛り上げてくれます。
民族衣装も古い雰囲気溢れる城塞には"ぴったり"です。

お城の一室での小さなコンサートですので、観客と歌い手さん、演奏者さんが一体となって温かな空気が流れていました。

ステージの背後には、気の早い花火の打ち上げが窓から見えて、とても素敵。

そして、お隣になった老夫婦。
驚いたり、面白いことがある度に、私の方に顔を向けて声をかけてくれました。

私達は、その度 目を合わせ、"ふふふ" と微笑み合います。
何だか心まで柔らかくほぐされるようでした。


ウィーンとも違う、
一つの確かな気高い文化がここにも又、存在しているのです。

私までもが誇り高く感じていました。

ザルツブルク市民の方ならなおのこと、
この素晴らしい伝統と文化を誇らしくに思っていることでしょうね。

"シェイクスピア"にだって負けません!!

*今は真っ白な「ミラベル庭園」にて【'08.01.01】


昨日は皆さんから沢山の励ましのお言葉を戴きまして、ありがとうございました。

おかげで今は元気です。
(神様にイジワルされたのは、何も今回だけのことではないですものね。(*^_^*))

私は転んでもただでは起き上がりませんから!!


1/1にsuhさんを見送った後、私はしばらくの間、真っ暗な「ミラベル庭園」から大好きな「ホーエンザルツブルク城塞」を見上げていました。

後から後から溢れる涙。
でもそれは、Alexと会えなかったからだけではありません。

あまりにも白く浮かび上がったお城が美し過ぎたから。。

この街をまた後にしなければならないことに、悲しくて涙が止まらなかったのです。


そして私は思いつきました!!

大好きなザルツブルクを舞台に、大好きなAlexとの想い出を文章にしましょう♪

シェイクスピアにだって、ゲーテにだって負けません!!

『ロミオとジュリエット』に負けないお話を、
『サウンド・オブ・ミュージック』のようにザルツブルクの魅力溢れるお話を、
いつかこの想い出を ただ懐かしく感じれるようになったら書いてみましょう!!

そう思い立ち、ホーエンザルツブルク城に約束し、ミラベル庭園を後にした私です。


*次回からは、Alexとは違うザルツブルクの魅力をご紹介しますね。

神様は"イジワル"

*私とアレクサンダー大王(Alex) 【'07.07.16 ドイツ・ベルヒテスガーデンにて】


('08.01.04日記)に書いたように、今回のザルツブルクでは「Alex」こと「Alexander」との再会は実現できませんでした。

彼がイタリアへ引っ越した話を聞き、やはり寂しくて辛くて、ザルツブルクの雪景色に埋もれてしまいたいほどでした。


そんな想いをひきずっての、12/31の午後。
私はまず旧市街の中心にある『Residenz~レジデンツ』・・大司教の館 を訪れました。
*前回は胸がいっぱいで市内観光が全くできませんでしたので、今回が初めてです。


『レジデンツ』は、ザルツブルクを約1000年にも渡り支配してきた歴代の大司教の宮殿です。

現在の建物は、ヴォルフ・ディートリヒ大司教により1595年に着工の命が下され、1619年に完成しました。
それは約180もの華麗な部屋からなります。

公的な場所として使用された部屋としては、「会議の間」「謁見の間」「控えの間」など。
司教の権力を誇示する華やかで見事な装飾品が展示されています。

確かにウィーンの「シェーンブルン宮殿」には足元にも及びませんが、それでも6歳のモーツァルトが初めて大司教の前で演奏をした「会議の間」や、「騎士の間」など、至るところに興味深い話題が残っています。

ヴォルフ・ディートリヒ大司教は、「北のローマ」を目指して建てたそうです。


そんなレジデンツの内部を、入口で借りるガイドホン (日本語あり) の案内で見て回ります。

各部屋の説明とともに、それぞれの天井に描かれた絵画の説明も聞くことができます。

この日の私にとっては とても皮肉なことに、
この天井画は「アレクサンダー大王」の遠征について描かれているのです。

ガイドホンは部屋を進むごとに耳元で言います。

「これはアレクサンダー大王が初めて~した場面」
「次にアレクサンダー大王が~~。」
「この部屋には~するアレクサンダー大王が、、」
「続いて、これは~する〇歳のアレクサンダー大王」

腹立たしいほどに『アレクサンダー大王』を連発してくれます。


あぁ~、『アレクサンダー』、、『アレックス』、、、、

繊細で傷ついた乙女心(?)に塩を塗るようなもの。
さすがザルツブルク、「塩」の街ですね。(苦笑)。。

あまりにも続く「アレクサンダー大王」に、その名前の響きだけが頭に残り、
どうして このレジデンツに大王の絵が描かれているのか、
ザルツブルクと大王の繋がりがどういうものかという肝心なことを私は聞きもらしてしまいました。

帰国後に調べてみても分からない。。

アレクサンダー大王はギリシャ全土を従えたマケドニア王フィリッポス2世の子で、
彼はペルシャ軍を破り小アジアを平定し、エジプトを従え、最後にはペルシャ帝国を滅ぼしてインドまで進んだ東方遠征の話はあまりにも有名ですが、
その彼とザルツブルクの関係は?

それとも大司教がアレクサンダー大王を尊敬して描かせたのでしょうか、、。

どちらにしろ、あの日の私には切ない切ない名前の連続でした。


もし次にこのレジデンツを訪れた時、天井画の内容が変わっていたら (絶対に有り得ませんが)、私は大きく吠えますよ!!

あぁ~! ホーエンザルツブルク城 !

*ホーエンザルツブルク城塞より【'08.01.01】
うっすら雪化粧した世界遺産のザルツブルク旧市街、永遠に美しい街ですね。


私が迎えたカウントダウン。

2002年 : NZ・クライストチャーチ
2004年 : オーストリア・ウィーン
2005年 : オランダ・アムステルダム
2006年 : イタリア・フィレンツェ
2007年 : スイス・ ルツェルン
2008年 : オーストリア・ザルツブルク

雰囲気こそ それぞれに違いますが、やはりコンサートと花火が定番ですね。

でも今年は少し、いえ、かなりお洒落なものでした。

城下では、街中あらゆる場所から花火が上がっています。
それを上から眺めるという贅沢。

カウントダウンも間近になった頃、
城塞のふもとから城全体を包み込むほど大きな花火が打ち上げられました。

バーン、バーン!!
空一面に花火が広がります。

皆さん、真上を見上げて「うおぉ~~~!」というどよめき。

ズバーン、バーン!!
大きな大きな花火の音です。

耳を澄ましてみると、その間から大聖堂の鐘の音が聴こえてくることに気付きます。
街中の鐘も鳴り響いているようです。

それだけでも神聖で夢のような世界なのに、背後から流れる~ウィンナーワルツ~、、。
なんとも憎い演出でしょ。


そんな城塞からの帰り道、なんとなく下界に降りた感じです。

それほど、ホーエンザルツブルク城塞で過ごすひとときは天空の時間のよう。
寒さなど すっかり忘れていました。

Alexのお友達

Alexのお友達

*レオポルツクロン城を背景に【'07.12.31】
一面真っ白な景色ですが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中では、トラップ家の子供達がマリアと船遊びをし、湖に転覆するシーンに登場します。
凍った湖面を私も歩いてみました。
私が乗って大丈夫なのですから、かなり分厚い氷なのでしょうね。
この場所と「ヘルブルン宮殿」では、ひどく吹雪きました。


12/31の朝、私は迷っていました。

宿泊先の「ホテル・モーツァルト」と、Alexと出逢うきっかけとなった「パノラマツアー」の申し込み所は、徒歩2分という目と鼻ほどの近さ。


「サウンド・オブ・ミュージック・ツアー」の出発は9:30。
7月に私とAlexが出逢ったのは9:00少し前。

寒さは厳しいけれど、早めに行って待ってみようかしら、、。
でも、ツアー会社の人に怪しまれるかしら、、、。
(夏に出逢った時、私とAlexが木陰でお喋りしていただけで、ガイドさんとその他のお客さんに冷やかされましたから、、。)

でもでも、もし彼が9:00に現れたりしたら、、きっと後悔してしまう、、、。

気持ちを固め、8:45 私はその場所に立ちました。


続々とツアー会社のバスが入って来ます。
全てサウンド・オブ・ミュージックの絵が描かれた赤いバス。

でもAlexが運転するのは超大型の「イエローバス」です。

次こそは、この後に来るバスこそはと、私は待ち続けました。

そこへ忘れもしない『あのイエローバス』!!

心臓が止まりそうでした。

でも、それも束の間。
運転手が違う!!
顔が違う!!

きっと同じバス会社の運転手でしょう。
ショックながらも、彼ならAlexを知っているかもしれない、、やはり心臓が飛び出しそうな思いです。

年はAlexより少し若い感じがします。
私が実際に会ったことのある男性の中で、1、2位を競う美男子です。

私の何か言いたげな表情に気付いた彼は、温かい笑顔と共に 身体を私の方に向け 待ってくれました。


「あのぉ~、あなた、Alexを知ってる?」

「Alexかぁ~。もちろん、知ってるよ。
彼は僕の友人さ。」

「今日は、、」
この場所に来ないの? という思いが溢れる私の目を見て、

「彼は今、イタリアだよ。」

イタリア? そのツアーはいつ帰国するのだろう、、。

「ここへは いつ戻って来るの?」
祈るような気持ちです。

彼は優しいけれど、非常に残念そうな瞳で言いました。
「イタリアへ引っ越しちゃったんだよ。家族全員でね。。」

あぁ~~~、遅すぎたのね、私。。。

私の気持ちを汲んだ彼は、
「Alexを想っていたんだね。」
「君はここに住んでいるの?」

「いえ、、」
そう言いかけて、私は自分が思う以上にAlexとの再会を夢見ていたことに気付きました。

とても素敵な想い出だから、そのまま"そっと"心に仕舞っておこうとしたけれど、その想いは知らぬ間に誰に対するものより大きくなっていました。

ハンサムなその運転手さんの言葉で、自分の気持ちに気付くなんて馬鹿な私です。

あまりにも優しいその彼の瞳に泣き出してしまいそうでした。
でも、あまりにも素敵なその彼の瞳に"クラクラ"ともしていました。
(私はかなりのイケメン好き?!)

その彼が次に何か言う前に、私は一言「ありがとう」とだけ言って、その場を立ち去りました。


Alexが今 どこにいるか聞けば良かったと思うでしょう?
でも私は、これもこういった縁なのだと悟ったのです。


その後、午後にツアーを終えた私は、旧市街へと足を速めていました。

後方から大きなクラクションが鳴り響きます。

何気なく振り返ってみました。

そこには、『あのイエローバス』!!!

中からは先程の彼が笑顔で大きく手を振ってくれていました。o(^-^)o

『ありがとう!(^o^)/』
心でそう叫びながら、私も笑顔で思いっきり手を振りました。


私の知るAlexは、ほんの数時間。
少しシャイで優しくて、、。
でも、それは彼のほんの一部分にしか過ぎません。

今回彼の友達に会えたことで、私の知るAlexは間違いなかったと思いました。
友達を見れば、彼がどういった人か分かりますものね。


もちろん、今もAlexが恋しいですし、会いたい気持ちでいっぱいです。
でも友達のハンサムさんにも、もう一度会いたいかな。(*^_^*)

ホント、彼の眼差しに足元から崩れそうなほど"クラクラ"しましたから、、。(*^_^*)

ザルツブルクは私好みの男性が世界一多い街でもあるようです。(*^_^*)

2008年幕開けの「トルテ戦争」

*昨日の日記で紹介した「マカルト小橋」からの「ホーエンザルツブルク城」と旧市街。【'08.01.01】
この景色はザルツブルクの象徴ですね。


この内容は、('07.10.03日記)「21世紀のトルテ戦争」の続編です。

決戦日は2007年12月31日!!のはずが、2008年1月1日!!
というのも、、、。(^。^;)


picchukoにとって、2戦2敗中のトルテ戦争。
最後の一口まで美味しく食べようと、今回も懲りずに戦いを挑んで来ました!!


カウントダウンも押し迫った12月31日の午後4時。
そろそろ『Sacher~ザッハー』に参りましょうか、そう決心をした私。

* * * * * * *

過去の敗因を改めて振り返ってみました。

第1戦. 2004年1月1日
一緒に頼んだコーヒーに砂糖を入れ過ぎたことで甘さ100倍!!
"朝一"ということも要因か、、。

第2戦. 2007年7月16日
真夏の昼下がり、川沿いのテラス席にて再挑戦。
暑さの為、少しするとチョコレートが溶け出してきて、、暑い盛りに食べる代物ではないらしい?!

* * * * * * *

やはり、戦う前には相手の出方をしっかり分析すること、これは重要ですよね。


今回は寒さ厳しい真冬、しかも時間帯は陽が傾いた午後4時過ぎ。

もちろん、コーヒーをブラックで飲めるまでに成長した私です。

念のために、もう一工夫。(^o^)/

カウントダウンを待つ町中に、屋台のお店が軒を連ねています。
甘さが恋しくなるように、私はレジデンツ広場にて "プライドポテトとマスタードがしっかり塗られたホットドッグ" を派手な音楽を背に頬張りました。

ここからカフェまで徒歩数分。
後味を残すために飲み物も我慢、我慢。。

おぉ~!! ザルツァッハ川対岸に「ホテル・ザッハー」は、まるで戦いを受けて立つかのごとく聳えているではありませんか!!

唾を呑み込み、扉を開きます。

あれっ?
ウィーンのザッハーとは少し色合いも雰囲気も違う?
前回はテラス席だったから気付かなかったのかしら?

覚悟を決めて、その紳士的なウェーターに、
「ザッハートルテとコーヒーを下さいな。」

「ザッハートルテはありません。」

えっ? ザッハーにザッハートルテがない???

確かに今日は大晦日。
いつも以上に多くの人で賑わっています。
売り切れだって仕方のないことでしょう。

そこで頼んだのが、ミカンのデコレーションケーキ。
口の中を塩気で満たしていた私には、この甘さが程好く、とても美味に感じました。

さすが!! 名門ザッハー!!
トルテ以外だって世界に誇れるはずです。
私的にはトルテより大々好き♪(*^o^*)

カフェの雰囲気もいい意味でウィーンのクラシックな感じ♪♪♪

大満足でカフェを後にしました。


そして一本道路を横切り、ふと目を向けると又も「カフェ・ザッハー」!!

へっ?????

振り替えると先程のカフェの店先に『CAFE BAZAR』の看板が!!!

(◎ o ◎)(*`θ´*)( ̄○ ̄;)

私は違う店に入っていたのかぁ~(><。)。。
もうっ! 気付きなさいよぉ~(><。)。。

確かにザッハートルテがない訳だ。。。
確かに器も違っていた。。。トホホ、、、。


その後、トルテに挑戦する勇気のない私は、大人しくホテルへ帰りました。


年を開けて、次の日。
10時半に今度は間違いなく『カフェ・ザッハー』の扉を引きました。
前日の意気込みはありません。

一気に食べると、また甘さに負けてしまうだろうと思った私。
優雅にも絵葉書にペンを走らせつつ賞味させて頂きました。

あぁ~、最後でまたも敗北。。。


まだまだザッハートルテとの戦いは続きそうです。。トホホ、トホホ。。(T_T)


追伸 : ガイドブックによると、『カフェ・バザール』は常連客も多く、静かにくつろげるクラシックなウィーン風のカフェ。
自家製のケーキも自慢だそうです。
これには、大いに頷けます。
宜しければ、ぜひ!!

まるで『お姉さん』のような方。

*ザルツブルク中央駅 「22番」ホーム【'08.01.01】
suhさんを乗せた「Inter City」は『12:03』、ザルツブルク中央駅へ入って来ました。
ちょっぴり恥ずかしくて、看板の後ろに半分隠れていた私です(笑)!


外国で誰かと『待ち合わせ』って、なんだか素敵だと思いませんか?

もちろんNZのクライストチャーチでも、お馴染み「大聖堂広場」は待ち合わせ場所No.1。。
でも、クライストチャーチは私達にとって決して「外国」ではありません。

だから、私にとって今回のsuhさんとの『待ち合わせ』は特別なものでした。

まして私が『お出迎え』だなんて、なんだかとっても嬉しいことではありませんか!!
\(^-^)/!!


ドキドキ、ドキドキ。胸が高鳴ります。
suhさんに会う前の数十分、二人が出逢うきっかけとなった「IL DIVO」の歌声を聴きながら気持ちを高めます。

ドキドキ、ドキドキ。ウルスの声に、ホームの「Salzburg」の文字に、またも涙、、、。

ドキドキ、ドキドキ。泣き顔では、初めて会うsuhさんにあまりにも失礼。。

ドキドキ、ドキドキ。涙を拭いて、気持ちを入れ直します。

「suhさんですか? はじめまして、picchukoです。」

ここザルツブルク中央駅は、去年の夏には韓国人のMijungやJeanna達とお別れをしたところ。
出逢いも別れも、、素晴らしい想い出を引き立たせる場所ですね。

suhさんは不思議な方。
初めてお会いしたのに、ずっと以前からこうやってお喋りしていたような、まるで「お姉さん」のようでした。

まずはバスに乗って「ミラベル庭園」へ。
本当はお花が咲き乱れる庭をお見せしたかったのですが、今は白一色。
ここは私の大好きな場所ですから、一番にsuhさんをお連れしたかったのです。

そして、「モーツァルトの住居」前を通り、「マカルト小橋」を渡り旧市街へ。
*この橋から仰ぐ「ホーエンザルツブルク城」と旧市街はあまりにも美しいですよ。

そして、当然のこと「ゲトライデガッセ」を可愛い看板を見ながら通り抜け、「馬洗い池」を横目に「祝祭劇場」前を歩きます。

この「祝祭劇場」は有名な夏の「ザルツブルク音楽祭」メイン会場♪
ウルスは以前、この音楽祭でコーラスに参加したことがあります。
彼もこの道を歩いたことがあるのですね。
そんなウルスが大好きな二人には、なんとも嬉しくなる道です!!

suhさんは16:53の列車で帰ってしまいます。
本当はもっとゆっくり沢山のザルツブルクをお見せしたかったのですが、何より一緒に行きたかった場所は、「ホーエンザルツブルク城塞」。

ケーブルカーから降りた私達の前に広がるのは、雪に覆われて一段と美しい街「ザルツブルク」でした。

この景色って、思わず抱きしめたくなりますよね。
suhさんもそうだったかしら?!

そのお城にあるレストランでランチをしました。

suhさんはオーストリアならではの「ヴィーナーシュニッツェル」を、
私は「Salzburger...」と書かれた牛・豚・鶏肉を平凡に味付けて、それにポテトを添えたものをお願いしました。

以前、ウィーンで食べたヴィーナーシュニッツェル、、
あまり私とは相性が良くなかったのですが、今回suhさんのお皿に溢れる仔牛肉の料理はとっても美味しそう。
「次回はあれだっ!」と内心こっそり決意する私。。


suhさんの前では不思議と正直になってしまいます。
(あっ! いつもが"嘘つき"って意味ではないですよ!)

あまりにも温かいオーラを持った方で、優しい空気溢れる方。
でもドイツに単身で渡り、移住されるくらいですから、内なるものに熱い何かをお持ちなのでしょう。
憧れますね。(*^_^*)

私もsuhさんのように、早く自分本来に戻れる場所を見つけたいです。
人生の分岐点に立っている私には、思う以上にこの出逢いは今後に影響を与えるものと信じています。

あっという間の5時間弱。

でも何故か、これが最初で最後のようには思えないのです。
きっと又すぐに再会できる。
必ず近いうちに再会できるという確信があります。

お見送りは非常に淋しいものでしたが、そんな気がしてならない私は次回が楽しみでなりませんでした。

suhさん、元日という一年で最も大切な日に、私の為に国境を越えてまでザルツブルクに来て下さってありがとうございました。
これからも末長く、宜しくお願い申し上げます!!

本年も 宜しくお願い申し上げます。

*ザルツブルクでの大晦日の花火!!
(写真は絵葉書のものです。
実際の私は、ホーエンザルツブルク城でのジルベスター・ガラ・コンサートの後、街中を覆う花火を城塞から眺めていました。
次回はこの写真のように、城下から見上げるのも素敵でしょうね。o(^-^)o)


1/3の朝、私は無事に帰国致しました。
12月30日に出国して、1月3日には日本にいるのですから、毎度のことながら、なんて目の回るような旅でしょう。


今回の旅も昨年夏と同様に、沢山泣いて笑って、また泣いて、、、ザルツブルクは私の心を(いい意味において)、乱さずにはおられない街のようです。


何からお伝えしましょうか。。

頭の中を整理する為に、まずは行程を記してみますね。


★12月30日(日)

17:40 ザルツブルク空港定時着

18:10 ホテルチェックイン

18:30 新市街クーア公園周辺を散策

19:00 『マリオネット劇場』へ
・19:30~21:30 「ヘンデルとグレーテル」を鑑賞



★12月31日(月)

8:50 Alexのお友達に会う(偶然?)

9:10 ミラベル庭園散策

9:30~13:30「サウンド・オブ・ミュージック」ツアー参加
~パノラマツアー~

・『レオポルズ・クローン城』===小舟に乗るマリアと子供達が湖で転覆するシーン。

・『ヘルブルン宮殿』===トラップ大佐とマリアが想いを通わせるシーン&「もうすぐ17才」にも使われています。

・『フシェル湖(車窓より)』

・『モンテゼー教会』===マリアの結婚式が撮影された教会。


14:30~15:30 大司教の館『レジデンツ』

15:30~16:00 『大聖堂』

16:00~16:30 『レジデンツ広場』・・・新年を祝い、若者達によるコンサート(年を明けて、夜中1時過ぎまで賑わっていましたよ。)

16:40~17:30 『Cafe Bazar』

その後、ホテルに戻り少し休憩(カウントダウンに向け、エネルギー補給)

20:40 『リンツァーガッセ』、『ゲトライデガッセ』など歩行者天国の通りをぶらつきながら『ホーエンザルツブルク城』へ

22:00~23:40 「ジルベスター・ガラ・コンサート」

23:45~00:20 花火

01:00 ホテル着



★1月1日(祝)

9:00~10:30 『モーツァルトの住居』・・・彼はここで1773年~81年と住んでいました。

10:30~11:20 『Cafe Sacher』・・・ここでは長年の対決、「ザッハートルテ vs picchuko」が繰り広げられます。

11:50 ザルツブルク中央駅へ

12:03 suhさん、「Inter City」にて到着♪・・・ドイツの古都「アウグスブルク」から「ザルツブルク」までは超特急で2時間半~3時間もかかります!!
suhさんの温かさに感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。

12:15~13:30 市内散策

14:15~15:30 「ホーエンザルツブルク城」のレストランにてランチタイム

15:45~16:45 駆け足で市内を回る・・・『モーツァルト広場』に立つモーツァルト像、かなりハンサムでしたね。(*^_^*)

16:53 suhさん、アウグスブルクへ(;_;)(淋)(泣)

17:15~18:30 『ミラベル庭園』より夜空に映えるホーエンザルツブルク城を見上げ、佇む私。。。

Alexとの想い出の場所をゆっくり踏みしめながら、ホテルへ帰りました。



★1月2日(水)

9:55 ザルツブルクを後に、、(号泣)


ホーエンザルツブルク城はただ黙って、私を優しく包み込んでくれました。
私の気持ちは、ザルツブルク城のみ知っています。

やっぱり、ザルツブルクとのお別れは心を引き裂かれるほどの悲しさでした。

何故だろう、こんなに一つの街に想いが溢れるのは、、、。

5ヶ月前も今回も、『Salzburg』という文字を見ただけで涙腺が緩んで、
街中でも、空港でも、一人泣いていた私です。


宜しければ、また お話し聞いて下さいね。

皆様へ

*ザルツブルク・ゲトライデガッセ通り
この9番地に"モーツァルトの生家"があります。【'07.07.16】


只今より、搭乗します。
皆様から戴いたメッセージに心が温かくなりました。
ありがとうございます。

では、元気に行って参ります。


皆様に沢山の幸せが舞い降りてきますように、お祈り申し上げます。

『サウンド・オブ・ミュージック』と素敵な出逢い♪

*ザルツブルク・ミラベル庭園【'07.07.15】


この庭園は映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中でも有名な、『ドレミの歌』のフィナーレの場所。
花壇や噴水、そしてユニークな石像達に、思わずニッコリしてしまいます。


皆さんは、この映画をご覧になったこと あるでしょう?
そのままの景色が広がる街、それがザルツブルクです。

今日は荷造りをしながら、サウンド・トラックを流していました。

前回の旅では、素晴らしい出逢いの数々に胸がいっぱい過ぎて、市内観光がほとんどできませんでした。

ですから今回は時間が許す限り、映画の舞台も多く見てまわりたいと思っています。


そして、一番の楽しみは!!
このブログを通して親しくして頂いているsuhさんが、ドイツ・バイエルン州「アウグスブルク」からわざわざ私に会うために、ザルツブルクまで来て下さるとのこと!!!
なんて勿体なく、有難いことでしょう!!!

2008年も年明け早々、最高に素敵なものになりそうです♪


皆さんも素晴らしい新年をお迎え下さいね。

後少し!!

*旧市街からホーエンザルツブルク城を仰ぐ。【'07.07.14】


年末大掃除も、たった今終わりました。
なんとか出発までに間に合って、ホッとしています。。

明日は荷物を鞄に詰めて、準備完了?!o(^-^)o

出発は30日の日曜日。
29日の午前中が職場の御用納め。
その日の夕方に大阪へ入り、友達のお宅にお邪魔します。

今年も後4日、
出国まで、後少し!!(^o^)/

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