雨滲むこんぴらさん。

お練りも三度目となると、場所取りもなかなか巧くなる。金丸座にて明日から始まる、琴平は春の風物詩「こんぴら歌舞伎大芝居」。今日は14時からお練りが行われた。今年の座長は片岡仁左衛門さんということもあり、金刀比羅宮の沿道は多くの人でごった返す。普段からこんぴらさんへと続くこの界隈は独特の趣きがあるのだが、歌舞伎役者の幟が立ち並ぶこの季節、とりわけ情緒あふれる景色となる。特に桜の開花が遅れた今年は、こんぴ...

滝宮→京都→大宰府の順で。

梅の香りに誘われて、天満宮を訪れた。香川県綾川町、滝宮天満宮。こちらは、菅原道真公が讃岐の国司として四年間住まわれた場所。道真が地方で政権を取った唯一の地なんだとか。此処での経験を活かして後に大出世した由縁で、ここは立身出世の登竜門と云われている。滝宮→京都→大宰府の順で参拝するといいのだそう。拝殿前には太宰府天満宮より株分けされた「飛び梅」がちょうど満開を迎えていた。白梅のかぐわしい香り。春には桜...

夜のこんぴらさんで「金毘羅船々」を唄う。

「節分の夜、こんぴらさんで小豆粥の接待があるよ。」そう教えてもらった私は、次の日が仕事だったにもかかわらず、夜のこんぴらさんへ登ることにした。こんぴらさんとはお馴染み、香川県琴平町にある金刀比羅宮のこと。わが家からは20分ほど車を走らせた処にある。地元の方の話では、そのこんぴらさんで年に三回、旧正月の前日と節分の夜、そして大晦日に小豆粥が振る舞われるとのことだ。節分と言えば豆まきや恵方巻、小豆粥とい...

空にしられぬ雪ぞふりける

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。昨日は愛媛県今治市の大山祇神社に参詣しました。こちらは芸予諸島の大三島にあり、しまなみ海道を渡ります。しまなみの風光明媚な景色もさることながらこの神社の厳かな雰囲気が大好きで、少し遠出ではあるものの、時々お詣りさせていただいております。樹齢2600年の御神木を前にすると、それだけで神代時代からのパワーを戴けるようで、気持ちも一段と引...

粟島。

瀬戸内国際芸術祭2016の春夏秋すべてが終わった。3年に一度の大イベントは今回も大成功だったんじゃないだろうか。私は春に沙弥島、秋に高見島と粟島を訪れた。どれも香川県西部に位置する島。今では世界的に有名なアートの島となった直島や豊島(てしま)、小豆島などの東部の島は世界的にも有名なアーティストを呼んでの華やかな作品群だったんじゃないかと思う。対する西側は秋期のみ開催の島が多く、島民を中心に島の歴史や生...