I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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未完の完。

さて、
5月のミュンヘン旅行記のことなどすっかり忘れてしまっていましたが、せめてきちんと締めくくりだけはしたいと思い、PCの前に座っています。

締めくくるといっても、実は旅行の前半部分までしか記していないのですが、この後 ちょっと考えさせられることが色々ありまして、それに対する自分の中での整理がまだきちんとできていない中で書くのは無理かなと思い、あえて途中で終わらすことに致しました。


まず、今回の旅における一番の感想は、
海外旅行は、やはりひとり旅の方が面白い出会いやあり得ないハプニングが多く、
それゆえに、旅行記もひとり旅と二人旅では書く時のノリが違う(笑)自分に気付きました。

結局、私は冒険がしたいわけで、日本では体験できない緊張感が高まれば高まるほど、その旅に対する自己評価点も高まるわけです。

分からないながらも手探りで成し遂げた旅ほど愛おしく、その旅で出会った街ほど自分にとって特別な場所、そして 今後もっと掘り下げて知って行きたいと思わせれくれるものです。

素敵な景色を大好きな人と共有しよう、、、な~んてロマンチストには到底なれそうにない私。(爆)

次回から旅に出る時はムラトさんには内諸にしよう。 そうこっそり思う今日この頃。(笑)


* * * * * * *


さてさて、
ヌーディスト湖の畔でしばし陽射しを浴びた後、私達は一度ホテルへ戻りました。

それは、少し汗ばんだ体をシャワーで流し、夜の約束に備える為。


この日、アウグスブルク市庁舎の地下にあるレストラン『ラーツケラー』で、この街で暮らすブログのお友達suhさんご夫妻とディナーを共にすることになっていたのでした。

『ラーツケラー』は3年前にもsuhさんご夫妻に連れてきて戴いたお店で、お料理も美味しく、そして少し重厚な雰囲気もドイツらしくて私は気に入っています。

5月のドイツということで、最も美味しく旬であるsuhさんご自慢のホワイトアスパラガス、私もぜひ一度食べてみたいと楽しみにしていました。
それが私にとっての今旅行のメイン。(笑)

どうやら去年の冬の寒さが厳しかったせいか、なかなかアスパラガスが市場に出回らず、GWが近づく中、suhさんは一人心配してくださっていたそうですが、

有難いことに、ちょうど『ラーツケラー』で「アスパラウィーク」なるものを設けてくれ、無事に見事なホワイトアスパラガスを食することができました。

ですから、この『ホワイトアスパラガス』を抜きにして、今回の旅を終えることはできません。(笑)


午後7時、待ち合わせ。

すでにsuhさんご夫妻は席について待っていてくださり、懐かしいお顔に心の底からホッとしました。

というのも、ムラトさんと一緒といえども、そこには文化の違いや言葉の壁を感じたり、知らぬ間に緊張の連続だったのだと思うのです。

suhさんの顔を見た途端、すでに私の中から溢れ出す日本語を止めることは不可能になっていました。(笑)


テーブルにはまずビールが運ばれます。
せっかくのドイツですもの、ビールを飲まずに帰ることはできません。

それに続いてホワイトアスパラガス、そしてメインのお肉。

最初はアスパラガスは要らないと言っていたムラトさんではありますが、「まぁ、ちょっと食べてみて」と一口 放り込んでみると、アスパラガスは言うまでもなく、彼はそのホワイトソースの絶妙な味の虜になり、

要らないと言っていたのに、欲しくないと言っていたのに(しつこい?)、3本しかないアスパラガスのうち、1本をムラトさんに取られてしまいました。(><)

その後も、メインの肉にもそのホワイトソースを塗して食べるムラトさんのせいで、私が食べるべきソースがどんどん減ってしまいました。(ホント、しつこい?笑)

でも、それくらい美味しかったのです。

旅先では興奮のあまり(笑)、ぐっと食欲が落ちる私なのですが、このホワイトアスパラガスなら10皿でも食べられそう!

素敵なお店で美味しいアスパラガスを予約してくださったsuhさんご夫妻に感謝です。
*suhさん、その節は本当にありがとうございました。 そして大変お世話になりました。


そのホワイトアスパラガスがこちら。

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せっかくのドイツですもの、トルコ料理以外のものも食べたかった私の胃袋もこれで満たされました。(笑)


以上で、このミュンヘン旅行記、未完の完となります。

ものすごく中途半端な終わり方をしましたが、それは今後も続くものということでお許しくださいませ。(笑)


* * *


◆ 5月3日(金)

14:35 フランクフルト着
    
17:15 ミュンヘン着

18:30 ホテル・インターシティ・アウグスブルク チェックイン

21:30 トルコ料理レストラン

0:00 ホテル着


◆ 5月4日(土)

7:30 起床

9:00 ホテル出発

9:30~12:30 アウグスブルク郊外 動物園    

13:00~13:30 オザールに会う
         
14:00~16:30 湖畔にて日光浴

19:00~23:30 レストラン『ラーツケラー』

0:30 ホテル着


◆ 5月5日(日)

8:00 起床

10:30 ホテル出発

10:30~12:00 ミュンヘンへ
       
12:30 ホテル・ベスト・ウエスタン・アトリウム チェックイン
         
13:30~17:00 ミュンヘン市内観光
         ・トルコ料理レストラン
         ・ミヒャエル教会
         ・フラウエン(聖母)教会
         ・新市庁舎

17:30 ホテル着

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◆ 5月6日(月)

8:30 ホテル チェックアウト

11:25 ミュンヘン発

14:00 フランクフルト発

                        2012-05-13 09:13:48

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picchuko、叫ぶ☆

緑の多いのどかな風景が流れていきます。

ぽつりぽつり見られる低いお家よりも、ところどころに現れる菜の花の広大な黄色い絨毯の方が目を引きます。

サンルーフから見上げる空は真っ青で、気持ちのいいドライブが続きました。

そして少し木立を抜け、彼は車を停めました。


「どこへ行きたい?」と聞かれて、「郊外へ行きたい。」と答えた私。
街中を観光するのも好きだけど、せっかく車があるんですもの~、ほっとできる自然の美しい風景を見たいなって思ったのです。


小さな森の入口のような場所に、私達はいました。
彼はトランクを開け、ごそごそとパラソルとマットを取り出しました。

ぬかるんだ小路を抜けると、碧く澄んだ湖の景色が目に飛び込みます。

「わぁ!綺麗!」

思わず叫んだ私を振り返り、彼は「へへ、そうだろう?」って感じの自慢げな表情を浮かばせました。

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これまでも色んな湖を訪れたけれど、その殆どが大きくてクルージングができる湖であったり、ツーリストが来るような有名な湖であったり。

こんな穴場のような静かな湖は初めてです。

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どこからか聞こえる小鳥のさえずりも素敵。^^

私は興奮気味にカメラを構えました。



ところが、、、、、


・・・。


・・・・・。 (° ° ;)


もしかして、私、今、見てはいけないものを見てしまった???(° 口° ;)



残念ながら、湖の写真は僅かこの二枚だけです。

写真、いっぱい撮りたかったんですよ。
ここで私も大きく背伸びして、思いっきり美味しい空気を吸い込みたかったんですよ。

思う存分、この景色を見渡したかったんですけど、、、

でも、できなかった、、、、、。(><)


「picchuko~、、、、、」彼が何かを言おうとした途端、私は叫びました。

いやぁ~、私には絶対に無理~、絶対に嫌ぁ~~~~☆(><)」


「誰もpicchukoにもそうしろとは言わないから~。」

当たり前よっ☆


その時、私の目の前に広がっていた光景、もうお分かりになられたでしょうか?

そうです、湖畔で楽しむ人達の殆どがヌーディストだったのです。(><)

もちろんムラトさんはヌーディストではありません☆

ですが!

いくら美しい景色を見せたいといっても、だからってこんなところに連れてこなくても!


「信じらんないっ☆」

私は怒りました。

いや、正直なところ、ナザール・ボンジュウの件が後ろめたくて、さほど強くは怒れませんでしたけど(笑)、

それでもムッとしました。



でも、後で分かったこと。

ドイツには、ヌーディストの人達が結構いるってこと!

街中でも裸でベランダに立っていたり~、聞けばそう珍しいことでもなさそうなのですが、

観光地としての欧州しか見たことのなかった私には、それはそれはショックでした!



もうっ! 
わざわざドイツくんだりまでやって来て、知らないおじさん達の裸なんて見たくないんだから~!

思いっきり叫び続けたいのを呑みこんだpicchukoです。。。(苦笑)

オザールとアラン、、、そしてトラナガさん。

動物園の後、私達はスーパーでランチ用にとサンドウィッチを購入し、アウグスブルク市内から10kmほど離れた場所にある湖へと向かうことにしました。

「ちょっと待って、電話が掛かってきた。」
電話の主は、ムラトさんと同じくトルコ人のオザール。
時々従兄弟の助けを借りながら、一人で車の修理業を営んでいるというその彼は、27歳の青年です。

「オザールのヤツ、スーパーに停まっているこの車を見つけたんだって。
近くにいるんだから、ちょっと寄って行けってことらしい。」

そこで、私達は彼の作業場に少しだけ立ち寄ることにしました。

小柄で、顎髭が自慢だというオザール。
彼は気さくな表情で私達を出迎えてくれ、私達二人のことをまるで身内のように喜んでくれます。
そんなに喜ばれても、、、と、先ほどからずっと失くしたナザール・ボンジュウが気になって仕方のない私は、複雑な心境でその場に立っていました。

「picchukoは姉妹はいるの?」 作業をする手を休めて、オザールは私に話を振りました。
「うん、姉がいるけど、、、。」
「じゃぁ、今度はお姉さんを連れて来て! 僕も日本人が大好きだから!」
「え"~、でもうちの姉ちゃんは私よりも10歳以上も年上で、しかも孫がいるんだよ!(笑)」
こんな冗談じみた会話で、少し緊張気味の私の心をほぐしてくれたオザールは、すでに子持ちの愛妻家です。(笑)

おかげで気持ちが上向きになった私は、オザールと再会を約束し、再び車に乗り込みました。


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* * * * * * *


「オザールがpicchukoに宜しくって言ってたよ。^^」
帰国後も、ムラトさんとの会話にはオザールは頻繁に登場します。
彼が一番の親友だ!というだけあって、よほどオザールのことを信頼しているもよう。

最近、そのオザールの紹介でミュンヘン郊外に転職したムラトさんは、新しい職場においても人間関係に恵まれ、いい友達が増えている様子です。
ランチタイムに掛けてくる電話の向こうで、いつも私に手を振ってくれるのはベトナム人とポルトガル人の友達。

片道40km以上もある通勤距離も、親切な周りの人達のおかげで、随分と気持ち的に助けられているようで私も安心しています。


そして、新たに親友と呼べるほど親しくなったのがイラク人のアランで、先日もアランの家にいるんだと、ムラトさんは嬉しそうに声を弾ませていました。

「picchuko、ほら見て!」 彼が指さす先には、大きな刀が3本。
アランの家には(本物ではないと思いますが)立派な刀が飾られておりました。

「それって中国刀?」 ちょっと派手な色合いに、そう尋ねてみました。
「いいや、日本のだよ。」


そういえば、アランだけでなく、ムラトさんも結構 "SAMURAI"好き。
正確には、"SAMURAI"というより、"SYOGUN"好きかな。(笑)

トラナガという"SYOGUN"が相当気に入っている彼にとって、トラナガこそ日本を代表する人物なのです。

トラナガ?
トクガワの間違いじゃないの???
アシカガ? どちらにしても、一文字しか合っていないし。。。

「いい? 日本の歴史には、トラナガという将軍はいないんだよ。」
そう何度説明しても、笑いながら「トラナガ! トラナガ!」と繰り返すばかり。

誰? 変な日本史を彼らに教えたのは!
って、よ~く話を聞いていると、30年ほど前にトルコでトラナガという"SYOGUN"の映画を見たと言うのです。

そんな映画知らないし、、、。
と思って調べてみると、本当にあったんですね~。
しかも、三船敏郎さんがトラナガ役で出演しているし!@@

どうやらその映画、トルコだけでなく欧州でも人気があったようですが、
日本でも上映されたということも私は知りませんでした。

彼らが持つ日本人のイメージを知る為にも、今さらながら私も一度はその映画を見ておこうかな、とも思ったりして。(笑)


「picchuko! いつか、高松の蝋人形館にも連れて行ってよ。」
先週末に平家物語歴史館で撮った写真を送ると、彼は喜んで言いました。

たとえ映画や書籍から武士道や大和魂を感じとれたとしても、きっと平家物語の表す「無情」や「あはれ」は理解できないだろうな~。

そんなことを思いながら、電話の向こうで手を振るムラトさんとアランに応えました。


「いい! トラナガさんは架空の人物だからねっ!」

もう一度だけ、念を押しておきます。(笑)

アブラカタブラ~

「メルハバ~!(こんにちは!)」

5月下旬のある日、
倉敷にあるトルコ雑貨のお店で働くトルコ人のお兄さんに、トルコ語で声を掛けてみたら、トルコ紅茶でもてなしてくれました。

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目的のナザール・ボンジュウではなく、ここではトルコランプを購入。

帰宅後、Skypeのビデオ通話で彼に見せると、いきなり呪文を唱え出す変なトルコ人。(爆)
「アブラカタブラ~、アブラカタブラ~・・・」

トルコ人はアラブ人ではないけれど、彫りの深い顔立ちの、中東の匂いプンプンの彼が唱えると、異様なほど似合うから笑えます!

"アラジンの魔法のランプ"ではありませんが、
「ランプの魔法でドイツと日本をひとっ飛びできるね。」って彼は言うけれど、、、

私は、その魔法で消えたナザール・ボンジュウを見つけたいというのが正直なところ。(汗)


* * * * * * *


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こんな時、腹立たしいほど広く感じる動物園。
平日(金曜日)にも関わらず、大勢の親子連れで賑わっています。

「picchuko、ほら写真撮って!^^」
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言えない、、、どうしても彼には言えない。

そのナザール・ボンジュウにはお母さんのどんな想いが込められているかを思うと、余計に彼には本当のことを言えなくなってしまいました。


彼の嬉しそうな笑顔が余計に私を無口にさせます。


おかしい、、、。
だって、ずっと左手首にその存在を感じていたのに。

確かに、私にとっては大きめなサイズだった そのブレスレット。
手首にとどまらず、手をあげると肘の辺りでブラブラ揺れていたのでした。

でも、ずっと感じていた、、、。

私はなるべくキョロキョロせずに、今来た道のりを引き返しました。

あ~、どこにもない。。。(T_T)

おかしいな、ずっと感じていたのに。

気付いた時は、確かに左手にはめていたブレスレットの姿はどこにもなく、代わりに(?)髪を束ねるゴムが私の左手首におさまっていたのです。

落としたというより、消えてしまったブレスレット。(><)
本当にどこを探してもないのです☆


あれが真実、お守りならば、それは何かを意味するということ?!

私はこのまま彼の前から消えようか、、、そう一瞬 思いました。

実際、あまりにもストレートな彼の愛情表現に、ちょっぴり気持ちがひいていた私。
あのナザール・ボンジュウはそれを感じとったに違いない。


どうしよう、私。

あまりに嬉しそうな彼を見ていると、罪悪感がより一層私の心を締め付け、私は泣き出したい気持ちを抑えるので精いっぱいでした。


「午後は近くの湖へ行こう!」

皮肉にも太陽が眩しいのか、彼の笑顔が眩しいのか、、、

この後も、どんどん私の気持ちは沈んでいきました。

彼には言えない2つのこと。

その日の夜、3年前の写真を二人で眺めながら、写真の私が手にしていたものを見つけて彼は言いました。

「これ、僕があげたんだったよね。」

「う、ん・・・。」
初対面だったあの日、私は彼から四つ葉のクローバーのキーホルダーを貰っていたのでした。

満足そうに写真を眺める彼を見ながら、チクッと良心が痛みます。

というのも、私の好みではなかったそのキーホルダー、一度も身に付けることなく、ずっとクローゼットの奥の奥に仕舞いこまれていたからです。

そして昨年暮れ、思いきって断捨離を試みたその時、
「もう会うこともない人だし、、、これも要らないよねっ☆」って、勢いよく捨ててしまっていたのでした。(爆)

チクッ、、、苦笑いしながら、私は慌てて話を逸らしました。

*


そして、それは あくる朝のこと。
「これを貰ってほしいんだ。」

彼の手の中には、少し変わったデザインのブレスレットがありました。

「これは昔からトルコで魔よけとされているもので、僕がドイツに出て来た時にお守りとして母から貰ったんだ。
良ければ、これを君に持っていて欲しい。」

トルコでは有名なそのデザイン、青い目玉が描かれた白い珠が連なったブレスレットが私の手のひらに置かれました。

うわぁ~、綺麗、、、。

四つ葉のクローバーは捨てちゃったけど、これは彼のお母さんからの贈り物だし、大切に大切に身につけておこう。
私は素直に思いました。

「ありがとう。^^」

「じゃぁ、そろそろ出掛けようか。^^」
彼が私のために考えてくれたスケジュール、第二日目の始まりです。

私は慌てて左手にそのブレスレットをはめ、小走りで彼に付いて行きました。


行き先はアウグスブルク郊外にある動物園。

正直、ドイツまで来て動物園~? 
正味たった2日間のドイツ滞在のうち、半日が動物園~? そう思ったのですが。(笑)

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入口をくぐるといきなり現れる真っ赤なお尻のお猿さん。

動物は嫌いじゃないけど、どちらかというと、私は人間の方が好き。子供の方が好き。

気が付けば、動物を指さしながらはしゃぐ彼を横目に、私は地元の可愛い子供達ばかりを写真に撮っておりました。(笑)

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この日は思いの外 晴天で、緑が眩しく、少し歩くと汗ばむ陽気です。

「picchuko、ほら見てみて! あの動物、珍しいよ!」 
彼は子供以上に子供らしく喜んでいました。

ドイツまで来て、アジアやオセアニアの動物を見てもね~。^^;
冷めた私は、それを無視して相変わらず子供観察です。(笑)

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そして、私は象の檻の前で気付きました。

な、い、、、。

ない、ない、ない!!!

左手のブレスレットが、、、彼のお母さんから貰ったお守りのブレスレットが、、、ないっ☆
(T0T)


「picchuko、インド象とアフリカ象の違いを知ってる?」
鼻が長けりゃ~インド象でもアフリカ象でも、そんなもの知ったこっちゃないわっ!
彼の言葉など耳にもせず、私は顔面蒼白で辺りを見回しました。

落ちてない、、、。(>_<)

私は焦りを表に出さないように、もう一度動物園を一巡しようと彼に頼みました。

「もう少し、珍しい動物たちを観たいの。(汗)」
なんて言っても動物などには目もくれず、私は広い敷地内をずっと俯きながら隅から隅まで探しました。


ないっ☆(T_T)

どうしよう!


この時以来、私の口数は一気に減っていきました。(T_T)


* * * * * * *


先日、倉敷にあるトルコ雑貨のお店を見つけました。
大原美術館からすぐ、美観地区の中に そのお店はありました。

私は探しました。

同じブレスレットがないか、必死で探しました。

青い目玉のデザインは、トルコ雑貨の代表格みたいなもの。
もしかしたら同じものがあるかもしれないと、、、。

けれど、甘い期待は見事に打ち砕かれ、、、

確かに、青い目玉は溢れるほど沢山あるけれど、彼のお母さんが選んだような綺麗でお洒落なデザインはどこにもありませんでした。

せめて、写真くらい撮っておけば良かった。(T_T)

あぁ、四つ葉のキーホルダーだけじゃなく、大切な大切なブレスレットまで、、、

この2つは絶対に言えない☆  
とりわけブレスレットについては、たとえバレそうになっても、一生隠し通さねば! 

すでに大きな十字架を背負ってしまったpicchukoです。(><)




*:*:* 青い目玉 ・ nazar boncuğu(ナザール・ボンジュウ) *:*:*

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↑ 倉敷のトルコ雑貨店のお兄さんからおまけで貰った飾りです。


ナザールとは嫉妬や羨望、もしくは悪意のあるまなざしを意味し、それが私達に災いをもたらすと考えられていました。

人目や外聞を気にするトルコ人らしい発想だなって思います。

そして古来から 青い目がそのナザールを跳ね除ける魔力を持っていると信じられており、
もしも身に付けているナザール・ボンジュウが割れた時は、まさに自分に災いがおよびそうになった時、
その災難をナザール・ボンジュウが防いでくれたというわけです。


そう、割れた場合ならば説明はつくけれど、、、

私のように失くした場合はどう解釈すれば良いのでしょうか???(><)

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