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旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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高いトコロはお好き?

2015-11-12 02.祖谷渓



この季節になると訪ねたくなるのが大歩危峡。
俳句が趣味であった祖父がその景色を好んで詠んでいたこともあり、母を隣りに乗せて昔話をしながら車を走らせる。


今年はそこから少し足を延ばして、祖谷渓を訪れてみることにした。


有名な祖谷のかずら橋までは行っても、そこから奥となるとまだ二、三度しか赴いたことがない。

明治30年から約20年かけて造られた道路は片側が断崖絶壁、細い急カーブの連続で、隔絶された深山幽谷と形容される秘境を走るのは、いつも億劫だったから。

今日も、どこかの家の取り壊しやら道路の維持改修やらで通行制限があったりと、ただでさえ対向車が来れば面倒な道が一段と難度を上げていた。

なにも紅葉の時期に行わなくてもと思ってみたが、そうか、雪の季節はもうすぐそこなんだ。


2015-11-12 10.祖谷渓


2015-11-12 06.祖谷渓




そして、祖谷渓といえば小便小僧。
かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに作られたそうだ。


2015-11-12 04.祖谷渓



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大塚国際美術館へ行って来た。

これで二度目。

徳島県の鳴門の渦潮のすぐ近くに、陶板で作られた原寸大の世界中の名画を一堂に会した美術館がある。
「ボンカレー」で有名な大塚グループによって平成10年に開館された大塚国際美術館で、そこには地下3Fから2Fまで1000点以上もの作品が展示されている。

車を1時間半飛ばし、その大塚美術館へ行って来た。

前回は2010年、5年ぶりの訪館だった。


大塚美術館6.jpg


美術館の駐車場には四国外からの車でいっぱい、館内でも遠方からの来館者でいっぱいだった。
なので、もうすっかり全国的にも知れ渡ったのかなと思っていたのだが、実はまだそうじゃないらしい。

それでも、修学旅行生らしき高校生も大勢来ていたのが印象的で、本物と出会うきっかけをここで見つけてくれたら嬉しいなと思った。

そう、大塚美術館に本物は一つもない。ぜ~んぶレプリカ。
なのに感動しちゃう圧倒的な美術館。


大塚美術館3.jpg


だが、本物にこだわる人は期待しすぎない方がいいかもしれない。
かく言う私も初めて訪れた際、ロシアのモナリザとも表現される「見知らぬ女(ひと)」の陶板画を前にがっかりした。
私にとって特別な絵で、モスクワまで追いかけて行ったほど好きな絵だ。
その絵が、そっくりだけど全然違う。
ま、同じなら本物の意味がないのかもしれないが、ということは、本物の価値を再確認できる場所でもあるということか。

大塚美術館19.jpg


確かに本物ではないのでそこに命を感じられはしないが、しかし昨今のように天災や戦争などの人災で本物が失われていく中、記録保存という点においても素晴らしい役割であると思う。

また、私が気に入っているところは空間が見事に表現されているところ。

バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画と壁画やスクロヴェーニ礼拝堂の壁画などはちょっとした驚きである。
そして、スクロヴェーニ礼拝堂内で感じた匂い。
気のせいかもしれないが、いつか欧州の古い教会で嗅いだ空気と同じ匂いのように感じた。


大塚美術館16.jpg

そして、陶板だからバンバン写真に撮れるし、触ることだってできる。
「モナリザ」や「真珠の耳飾の少女」と一緒に写れるのも人気のひとつ。

「モナリザ」と同じポーズで写真に納まる2人の男子高校生に、なんだか微笑ましいものを感じた。
気取って鑑賞するよりもうんと作品に近づける、そんな風に私は思う。
触ることができるというのも、芸術に接する上でとても貴重なことだと思う。

また、モネの「睡蓮」といえばオランジュリー美術館でも光にこだわった展示方法を工夫しているが、ここならモネが追い求め続けた天然光の下で見ることができる。
光に色あせないというのも陶板画の強みだ。

失われた遺産を復元できるところも凄いと思う。


大塚美術館18.jpg


あまりの広さと数の多さで半日以上滞在しても一部分しか見ることができなかったが、かなり楽しめた。
あとになって足の痛さと目の疲れ、どっとくる身体の重さに、意外と夢中になっていたんだと気付かされた。


それにしても、美術館で出会った高校生の礼儀正しさと絵画に対する造詣の深さには感心した。
エレベーターでは、すれ違い様に「失礼しました」と言われた時は思わず振り返って顔を見てしまった。


あらゆる意味でこの大塚国際美術館が今後も役立ってくれることを楽しみにしている。



大塚美術館10.jpg





鯉のぼり。

毎年この季節、徳島県の大歩危峡まで鯉のぼりの川渡しを見に出掛ける私だが、

でも、一番好きな鯉のぼりはやっぱりこの景色。


こいのぼり.jpg


四万十川が発祥の川渡しは、いつのまにか数を競って町おこしの一環になってるみたいだけど、

鯉のぼりはやっぱり一軒一軒の庭先で、甍の波の上を家族揃って泳いでもらいたい。


こいのぼり2.jpg


気持ちよさそうにたなびく鯉のぼりをあちこち眺めながら、今日は徳島の美馬市にあるギャラリーカフェを訪れた。

今回は、「トラビス・フリンクガラス展」。
最終日の今日は作家のトラビスさんも来店されていた。

トラビスさんは、アメリカはコロラド州出身で現在は徳島在住の38歳。
どこか原住民のアートともつながるような作品から、着物のデザインにもなりそうな古風な日本を表した作品、オーロラをイメージして作られたものまでと、幅広く楽しめた展覧会だった。

一枚、オーロラの花器を写真に撮らせてもらった。
和室に牡丹とガラス製の花器の面白い組み合わせ。

トラビス・フリンク ガラス展.jpg


和菓子・藤.jpg

最後は藤見で一服し、再び家々を泳ぐ鯉のぼりを眺めながら帰路についた。


やっぱり鯉のぼりは屋根より高い景色がいい。






私、変わった。。。

どんどん行こう!


近頃、地元ラブな私。(笑)

それは、一ヶ月ほど前に友達に教えてもらった喫茶店がきっかけになった気がする。

嬉しいことに、わが家から車で10分も掛からないその店は、見上げると葡萄畑が連なる山の麓、私の住む町の外れにある。

納屋を改造したという建物に、今の季節なら奥さま手作りの和風のれんが涼を呼ぶ。
出入口には大きな瓶の中で泳ぐ立派な出目金がお出迎え。

ひと手間もふた手間もかけ、その上にもう一つ手を加えて作られる心のこもった料理の数々は、これほど美味しいものはないと思わせてくれる。

そして あまりにも居心地良すぎて、気が付けば奥さまと大の仲良しになっていた。(笑)

帰り際には、「また遊びに来てちょうだいね。」
「帰りの運転、気を付けるのよ。」
まるで私を近所の子供のように可愛がってくれるのは、「うちの娘の性分とよく似てる」からだろう。

私にとって、今最高に寛げる場所だ。
そこへ、つい先日の土曜日、恩師と親しい友達の2人を案内した。

大好きな人がいる大好きな場所へ、大好きな人を連れて行く喜び。(笑)

2013-06-12すずめ茶屋.jpg

その日も贅沢な朝食を戴き話も弾んだ後、次に徳島は美馬市にある、これまた自慢のギャラリーカフェへとはしごした。

そちらも、見事な和の空間。 
昔から大事に大事に扱われてきた和箪笥の艶にもつい見惚れてしまう。

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ちなみに、その和カフェは徳島在住のブロ友・タケさんからの紹介だ。
教えてもらって以来、何人もの友達を連れていったし、そこで出会ったガラス彫刻家の東條裕志氏とも友達になった。

もちろん、カフェの超美人ママともすでに仲良し。(笑)


そこも居心地良すぎて、その日も気が付けば3時間を優に過ぎるほどお邪魔していた。

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はるばる険しい讃岐山脈を越え、わざわざ県外へそこだけの為に行く。

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だが、また道中も素晴らしいことを付けくわえておこう。

以前、世界を駆け巡る大阪の友達が、こんな嬉しいことを言ってくれた。
「四国には、神様がいっぱい居そう!」

そうなんだ! まさに、徳島はそんな場所。
秘境と呼ばれる山間部ではとりわけ思う。

それは、大仏様のような大きな神様が、偉そうにデンッとご鎮座遊ばされているのではなく、
道端のお地蔵さんのような、小さくて可愛い神様達がいっぱいいっぱい手を振ってくれている、そんな感じだ。


私は土佐生まれの讃岐人ではあるが、徳島の魅力なら永遠に語れそうだ。(笑)

いや、狭い四国。 香川も徳島もありゃしないだろう。
私にとって地元とは、四国全て、、、

いやいや、徳島と同じだけ気に入っている岡山も、大学時代を過ごした広島も、
よくドライブに出掛ける島根も兵庫も私の地元。(笑)


近頃、地元ラブラブなpicchukoなのである。

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え? 店の名前?
そんな貴重な情報、そう簡単に教えてあげるわけないじゃないか!(笑)

今日は、秘境の秋。

小さい秋を集めている私は、今日は徳島県三好市の大歩危峡まで走ってみた。

まさに山の麓の裾模様はこれからといったところ。

だから欲張って、もう少し山奥の秘境と呼ばれる祖谷のかずら橋まで足を伸ばした。

Picture110612_111608-1.jpg

たぶん、今はかずら橋よりもその道中の紅葉が人を喜ばせる。


深緑をバックに赤や黄色や黄緑色が錦を織り、時折 紅を差したような はっとする鮮やかな色に目が覚める。

昨日までの小さい秋は、知らぬ間にここまで深まっていた。

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誰のしっぽ?


秋はかくれんぼの季節でもあったりして。(笑)

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