I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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梨が好き。

毎年、お盆の時期になると千葉に住む大学時代の親友から松戸の幸水梨が届く。
ジューシーで甘いその梨を食べてしまうと、ああ今年も美味しい梨が終わってしまったなと残念に思う。

豊水はちょっぴり酸味が強いし、新高梨は少しかたい。
20世紀などの青梨はあまり好きじゃない。


シルバーウィークに入る前、私は母と愛犬2匹を連れて、飛騨高山と信州の松本へ行って来た。

信州は果物もおいしいだろうから、産直を覗くのも楽しみのひとつ。
今の時期ならリンゴだろうか。
さすがに松戸の幸水に匹敵するような梨はもうないだろう、そう思っていた。


それは松本だったか安曇野だったか、道中偶然立ち寄った産直で信州ブランド梨の南水と出会った。
行きつけのスーパーでは主に徳島産の幸水か豊水、鳥取産の20世紀がほとんどで、南水という種類の梨を私はその時初めて知ったのだった。

それは、果汁が滴るほどの瑞々しさと上品で糖度の高い甘さを持ち合わせていた。
その上、南水は年末くらいまで出回るという。
ということは、まだまだこれから美味しい梨が楽しめるというわけだ。


それは、ちょっとした感動だった。

さすがは信州である。
嬉しさを隠しきれず産直内を見回すと、そこにはまさに白雪姫が手にしたような真っ赤で美しいシナノドルチェも並んであった。

南水梨はそのたまらない美味しさで、シナノドルチェはその美しさで、今日も旅を終えた私たちを楽しませてくれる。


シナノドルチェと南水梨・松本(産直).jpg


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白川郷を旅して。

高山市内で、八重歯の可愛らしい一人の青年と知り合いました。
青年といっても、30歳前後にはなるでしょうか。

「どうしても自然に還ろうとする働きがあるんですよ。」

私達が訪れた(11/13)5日前に初雪が降った話をしながら、彼はそう口にしました。

何気ない石段を指さし、長く厳しい冬を何年も何年も乗り越えているうちに、溶けた氷が石と石との間に染みわたり、その積み重ねが 一つ一つの石段すら持ち上げたり ずらしたり、
「放っておくと、どうしても自然に還ろうとする作用が働くんです。」

ここで暮らし始めて5年になるという その青年は、しみじみそう呟きました。


自然に還るかぁ~。


*

これまで何度も飛騨高山までは足を運んでいるものの、その一歩奥にある白川郷へ赴くことは、今回が初めてでした。

自然に還る。

彼の言葉がとても心に残った私は、
世界遺産に登録されている『白川郷合掌造り集落』もきっとそんな場所なのだろうと、素朴で懐かしい景色を想像しながら車を北へと走らせました。

遠くの山々を5日前に降ったという真っ白な雪がうっすらと覆います。

"国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。"
まるで、かの有名な小説に出てくるような、
白川郷IC手前には、つい そんな景色を期待してしまう11km近くにも及ぶ長~い長~いトンネルがありました。

ますます想像を膨らませながら、車はトンネルに吸い込まれるように進みました。

2010-11-21 17:11:42

2010-11-21 17:12:12

2010-11-21 17:13:02

「そこには、今なお600人を越える人の生活が息づいています。
互いに助け合って 家を建て田畑を耕し、雪と戦うなどして この貴重な遺産を守り継いできました。

今の時代にとっては、この合掌造りは住みにくさと維持費の多さを克服することが必要です。
この遺産を保存するためには、すばらしい風景を守るとともに、
ここに住む人が息が詰まって逃げ出したくならないような、快適に住める環境づくりが求められています。」

2010-11-21 17:14:04

白川郷合掌造り集落の説明書の1ページ目には、そう記されております。

                   2010-11-21 17:16:44

地球上のものは、例え人間の手が加えられたものであっても、放っておくと、月日とともに自然へ還ろう、自然へ還ろうとする働きがあります。
自然は人の心を和ませてくれるけれど、ただ自然に任せ、ただ自然に還らせたのでは、この美しく懐かしい風景を残していくことはできない、そう改めて気付きました。

まして、自然の厳しさと向き合っていかねばならないこの場所において、それを守り受け継いでいくことの大変さは、ただ観光に訪れた私達では簡単に理解できるものではありません。

2010-11-21 17:14:32

ただ、ちょっと欲を言えば、もう少し素朴さを残して欲しかったかな~。
世界遺産に登録されて、観光客の数もうんと増加したのでしょうね。

人の多さは我慢するとして、
昔ながらの合掌造りの家のかなりの数が、旅館であったり、茶処であったり、お土産物屋さんになったりと、ただの農家の佇まいからは遠ざかってしまっていました。

貴重な遺産を守り、ここで生活を続けて行く為には仕方がないこと、、、
そう頭では分かっていても、それがちょっぴり残念でした。
きっと私が期待し過ぎていたのでしょうね。^^

2010-11-21 17:15:06

さて、この白川郷の景観をより一層美しく見せる理由が、ほぼ規則的に屋根面を東西に向けて建てられているということ。

その理由は3つほどありまして、
一つが屋根の日照条件、2つには風に対する防御、3つ目には宗教上の点、とのこと。

13世紀中頃、親鸞の弟子によって この地に浄土真宗が布教され、今でも信仰の篤いこの地方では、どの家も仏壇を所有しているそうです。
しかも、その仏壇は火災の時などに建物の外部から壁を取り外して運び出せるように、南北のいずれかの壁際に配置されているのだそう。

そして、仏壇が据えらる方向とはまったくの反対側に便所が配置され、
それは隣りの家との関係においても同様で、仏壇と便所が決して向かい合わせにならないように、
隣りの家とも基本的に、仏壇と仏壇、便所と便所で向き合わせになっているのです。

この法則を実現するために、建物群の方向は一定の規則を守る必要があったそうです。

         2010-11-21 17:17:17

世界遺産・白川郷へ行って来ました♪

今、岐阜県は下呂温泉、わんこと泊まれる宿「わん泊亭(紅葉館・別館)」に宿泊しています。 (笑)

ヨンサマもクリスもいつになくお澄まし顔のいい子ちゃんで、初めてのお泊まりは大成功のようです。

今回、私にとって初の体験となった下呂の湯は、一見 さほど特徴を感じられるものではなかったものの、最近の悩みであった頑固に荒れたボロボロの手が、一度の湯で すべすべとなり、
流石は日本三名泉の一つだけあるなぁ~と感心しております。(*^^*)


*

さて、昨日は世界遺産である『白川郷』へ行って来ました!


かなりの親バカではありますが(笑)、
どこへ連れて行っても 「可愛い~☆」と囲まれる わが愛犬・クリスくん。
白川郷でも、他の多くのわんちゃん達を抑え、圧倒的な人気を勝ち取りました。(笑)


先月のお伊勢参りでもそうでした。

それは、帰りの桂川パーキングエリアでの出来事、
岐阜県の方だという ある優しそうなお姉さん。

クリスを一目見るや駆け寄って来て、 連れのご主人に無理矢理引き離されるまで、クリスの傍から離れられない様子。
クリスの方もまんざらでもない風で、大きなお目目を嬉しそうに細め、しな~と寄り掛かる姿は天下一品!

そのあまりの可愛いさで、
「良かったら これ、食べて下さい。 もし要らないのであれば、わんちゃんにあげて下さいね。」
と、メロンパンを2個買って下さりました。

もちろん本命はクリスでしょうが、
はい! 素朴で大きなそのメロンパンは、私と母とで次の日の朝食として、大変美味しく頂戴致しました。(爆)


これはこれは!(`▽´)
すっかり味をしめてしまった私です。
白川郷でも「クリス、頼むよぉ~。」としっかりはっぱを掛けておきました。(笑)
狙いは、ちょっぴり年配のお姉さん!?

けれど今回、「可愛いぃ~!」の言葉は十分過ぎるほど浴びさせて戴きましたが、 五平餠も みたらし団子も未だGETならず。。。 (-_-)

う~む。( ̄~ ̄)ξ
ではでは、帰りのサービスエリアで本領発揮と願いましょうか、、。(笑)


ちなみに、もう一匹のヨンサマは我関せず。
微笑みの貴公子となるはずが、人間には全く興味がないようです。( ̄▽ ̄)

それは ある日 突然に☆

「例えば、一人の運転で、片道 500km 以上もの距離を、たった1日半で往復するのは可能だと思う?」

3日前の木曜日の朝、職場に着いた早々、私は同僚の I石氏に尋ねました。

「そういえば、前回 奥さんの実家(大分県杵築市)へ帰った時、船を使わず瀬戸大橋を渡ったって言ってたよね~。
琴平(香川県琴平町・金毘羅さんの町)から大分までどのくらいあるの?」

「だいたい500くらいかな~。 でも、帰りは船を使ったからな~。それでも かなり キツかったよ。
・・・・・ で、今度はどこへ行くつもり?」

I石氏は私の無鉄砲さをよ~く知っています。(笑)
含み笑いを浮かべた表情で、私に質問を返してきました。

「500かぁ~。 そうだなぁ~~~、飛騨・・・違う?」
彼は私の行動をお見通しのようです。

それに対する返事はせず、私はひきつった笑顔で それが正解であることを示しました。


*


私の行動は、ある日突然! 思いつきから始まります。

木曜日の朝、この天から降ってきた思いつきを、なんと次の日の夜には実行に移しておりました。(笑)


金曜日は、普通に17時半まで仕事をしました。
しかも、来週は早々から個人的な用事がありますので、一週間早めの仕事も終わらせる為、自分としてはかなり手早く頑張ったと思います。

18時に帰宅。 その後、夕食を取り、入浴を済ませてから20時過ぎに家を出発しました。

そう、飛騨高山へ行く為に!!!

「目的地までおよそ 530km あります。 所要時間はだいたい7時間15分くらい掛かります。」
冷静にナビは案内を開始しはじめました。


*


この春先に体調を崩した母が、月曜日にカテーテルを使って心臓の検査を行います。
狭心症や心筋梗塞のような症状がみられた時は、その場で即手術の予定です。

最近は調子も良く、ちょっとスローペースで普通の生活を送っていますが、
それでも入院手術となれば、私としても相当な不安がありますし、何となく落ち着くことができません。

それが、今回の無茶な計画が浮かんだ理由の一番ですけど、
では、なぜ飛騨高山なのかと言えば、高山には私の無二の親友がおり、
それと もう一つ、次回(年末年始)の旅先に関係のある場所だから、ということも私の心を決定づけさせました。


*

20時半、香川県の善通寺IC から高速に乗りました。

相当の覚悟が必要な長旅ですので、自分の中である決め事を定めました。
まず、時速80~90km のペースを守ること。
そして高速では、ブレーキではなく、主にエンジンブレーキで減速する、ということ。

瀬戸大橋と淡路島を渡る二つの選択ルートがあったのですが、軽自動車の私は余裕の運転を心掛ける為、2車線ある瀬戸大橋を選びました。
淡路島を通る道は、高松から徳島までが単線だからです。


夜中といっても、本州に入ると車の数はぐっと増えてきました。
それに、お盆のUターンラッシュと重なっています。
案の定、兵庫の宝塚から京都市内を抜けるまでは渋滞の列に加わってしまいました。

それでもイライラすることがなかったのは、長旅に耐える愛車を思ってこそ。
渋滞で進まないことが逆に、疲れた車を休ませるいい時間だと、そう思えたのでした。


トイレ以外は全く休憩せずに、夜中の2時過ぎに愛知県の一宮ジャンクションを抜け、岐阜方面へと東海北陸道に入りました。

4時過ぎ、飛騨清見IC に到着。 そのまま高山市内へと中部縦貫自動車道を走ります。
そして、高山西IC に降りたのが土曜日の4時半頃だったでしょうか。

IC を出るとすぐ目の前に道の駅があるのも有難かったです。
それから少し横になり、軽く目を閉じて朝が来るのを待ちました。


*

行きが9時間、帰りが7時間半。 総走行距離は 1127.3km。
土曜日の20時半に帰宅しましたので、ちょうど24時間で、それだけの距離を一人で走ったことになります!

友達にも会えたし、行きたい場所へも行けました!!!

そして、今、疲れはさほど残っておりません。
今朝も6時半には起床して、近場をウォーキングしてきたほどの元気さです。
そして、今日だって70km 近く車を運転しました。(笑)


明日の母の検査がまだ不安ではありますが、ウジウジ心配だけするよりも、いい気分転換になったと思います。


そう! 
私の無茶な行動は、ある日 突然 降って来る 「思いつき」 によって、意外と簡単に実行されるのでありました。(笑)

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