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旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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ザルツブルクでの一番の思い出は、、、?

「姉ちゃんはこの旅行で特にどこが印象的だった?」 帰りの飛行機の中で尋ねてみました。

姉は首を傾げながら答えました。
「う~ん、そうねぇ。 大聖堂と、、、やっぱりお城かな。 あっ!それとお墓!(爆)」



ザルツブルクでの、つまり欧州での最初の訪問先が『聖セバスティアン教会』の墓地となった母と姉。
墓地との縁は一箇所だけでは終わりませんでした。(笑)


まずは再び、聖セバスティアン教会の墓地。

先日記したモーツァルトの父レオポルト・モーツァルトが埋葬されているお墓には、その他大勢の方達も眠っています。
帰国後に調べてみて、ビックリ☆

実は、あのお墓は奇妙な奇妙~な家族墓地だったのです。
これじゃぁ、落ち着いては眠られない!(><)

           2011-10-16 17:24:28

文字が綺麗に写っていないのが残念ですが、父レオポルトの名前は右側のプレート上部に記されています。


では、その他に記されている人物とは?

中央に陣取っている(?)のは、モーツァルトの妻コンスタンツェ。
どうやらこの場所には、彼女の再婚相手であるゲオルク・ニコラウス・フォン・ニッセンも永眠しているというのですから、ちょっと驚きです!?@@

そして、レオポルトの下側に記されている人は、モーツァルトの母方の誰かのようでした。
母親の旧姓である「PERTL」の文字が読めました。


左側上段が、JEANNETTE BERCHTHOLD von SONNENBURGさん。
ゾネンブルクはモーツァルトの姉ナンネルの嫁ぎ先の名前。
どうやら この方は、成人せずに亡くなったナンネルの長女のようです。

下段の人物は、妻コンスタンツェの血筋のようですね~。
こちらはコンスタンツェの旧姓「WEBER」が刻まれていました。


これはこれは不思議な家族墓地ですよね~。

モーツァルト(というよりコンスタンチェ)を中心に、家族と言えなくもないけれど???
なんとも奇妙な集団ではありませんこと?(苦笑)

この教会では、ちょこっとだけ教会内部も見学し、時間がまだ早かったこともあり、他のザルツブルクゆかりの人達が眠るお墓も時間を掛けてじっくりと見て回りました。
(灰色の重たい雨雲の下・・・)


*


その数時間後、お城のケーブルカーから降りた私達が向かった先もなんと墓地!(爆)

                          2011-10-23 17:16:54

『聖ペーター教会』の付属墓地は、植えられた沢山の花と鉄柵の飾りが美しく、誰ひとりと会わなかった聖セバスティアン教会の墓地とは違い、多くの観光客を見かけました。

そこは映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影場所としても有名で、だから少しだけ立ち寄ることにしたのです。

     2011-10-23 17:14:41

そして ここは、モーツァルトの姉ナンネルが眠っている墓地でもあります。

本当は、ナンネルこそ父レオポルトの傍で眠りたかった。
事実、「聖セバスティアン教会の墓地にある父親の墓に埋葬されること」を遺言状に記していました。

ところが、先にコンスタンツェが再婚相手のニッセンを埋葬したことに腹を立て、その遺言を破棄したのだそうです。


前夫の父のお墓に再婚相手を葬るなんて、コンスタンツェの感覚が私には理解できませんが、
彼女は「モーツァルトの妻」という肩書きを失いたくなかったからでしょうか?


それにしても、ザルツブルクではモーツァルト一族お墓巡りツアー(?)も簡単に廻れます。
って、普通はそんなツアーしたくありませんって・・・?(笑)

2011-10-23 17:17:34

*

このように、1日目に2箇所もの墓地を巡り、続く2日目もハルシュタットにあるカトリック教会の墓地を訪れ、

母にとっても姉にとっても、墓地はザルツブルクを代表する観光名所となりました。(笑)


「帰ったら、ご先祖さまのお墓参りをしなくちゃね。」と姉。(笑)

さすがは長女だけある! 

三女の私は、ご先祖さまのことなど これっぽっちも思い出しませんでしたよ!

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旅のふくらし粉。

一度で沢山の見どころを巡る旅はできない私。

あまりに感動を詰め込み過ぎると、貴重な出会いが飽和状態になってしまうから。

NZより帰国後 ここ10年、超短かつ超特急の旅しかできないことを悔しく思うこともありましたが、こんな私にはちょうどいいのかもしれません。

ですから、旅の前後はその土地にちなんだ小説を読んだり、映画を見たり、一番は音楽を聴くことで、その旅を私なりに膨らませています。

そういう点では、これまでの中ではハンガリー旅行が最も効果的だったかなって思います。
特に『暗い日曜日』という映画は、風景も音楽も どことなくたなびく哀愁も、ブダペストをより一層 魅力的に映し出し、私の心に染み込ませてくれました。

そういう映画に出会えることは稀ですが、今回も探してみることにしました。

その一つが、『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』。


*

「ザルツブルクの友たちへ・・・」 と父レオポルトの手紙から始まるこの映画。

予備知識のなかった私は、てっきりオーストリアで物語が展開するものだと思っていました。

ところが、主な舞台は おフランス!
実際にヴェルサイユ宮殿でも撮影されたというのですから、かなり力の入った作品なのでしょう。

3歳(実際は5歳)年下の神童の弟を持つナンネル自身も、音楽の才能に恵まれ、また音楽への情熱を抱いていました。

けれど、女性であるということでヴァイオリンに触ることも許されず、女性には難しいという理由で作曲することも禁じられていました。

そんなナンネルが、王太子ルイ・フェルディナンと恋に落ちるのです。
王太子の勧めで作曲をし、自分の中から溢れだす音を形にする歓びを知るナンネル。

二人の恋の結末と、彼女が模索し続けた人生は、、、?



この映画の評価は私には難しいです。

淡々と流れる時間。
ナンネルは心に情熱を燃やし、時に嫉妬や絶望に苦しんだはずなのに、劇中のナンネルにはそれが見えない。

見せないのか表現できていないのか、見せないことでその時代の女性を表現したのか、私にはつかみどころがありませんでした。


そして、小姑picchuko(笑)には気になる点が沢山ある映画でもありました。

まず、劇中、ずっとフランス語であったこと。
実際、旅から旅へのモーツァルト一家ですから、フランス語も流暢に話すことはできたでしょう。
ですが、家族の会話はドイツ語であったでしょうし、ドイツ語でお願いしたかった。


それと、これはフランス映画なのでしょうね~。
それじゃぁ仕方ないのかもしれませんが、いかにもフランス人!というモーツァルト一家にも違和感を覚えました。(^^;

ヨーロッパですから、純粋な○○人っていう方がいないに等しいかもしれませんが、
特に母親役のデルフィーヌ・シェイヨーから 微かに漂う、フランス女性特有のフェロモンが気になりました。(笑)


後、映画は創作だと分かっていても、実在する人物を使うのなら、絶対にありえない設定は避けてもらいたかったです。
ナンネルと王太子、ナンネルと王太子の妹ルイーズとの年齢差は、このストーリーを作り上げるには無理がありすぎました。

ですから、どこまでが真実で、どこまでが創作かがよく分からなくて、
その時代、本当に女性には作曲が許されていなかったのか、ヴァイオリンに触ることもできなかったのか、
もしかしたら、ナンネルの哀れさを強調するためではなっかたのかとまで、疑ってしまいました。(苦笑)

な~んて、これだけ書いたら、小姑も立派な姑ですね。(爆!)


ですが、批判的ばかりではありません!!


ただ美しい調べに耳を傾け、重い雲がのしかかった冬の欧州の映像からは、日本では味わえない感覚を思い出すにはいい時間であったわけだし、幸せな時間だったな~って思います。

そして、ナンネル役のマリー・フェレが、まるでルーヴル美術館にあるミロのヴィーナスのように若く美しい女性でした。(*^^*)


いい部分もそうでないところも、こうやって帰国後にも色々と考え、楽しませてくれる映画や音楽。

              まるで旅のふくらし粉みたいですね!

                        2011-10-30 19:54:02

Have a Break , Have a Mozart !(笑) 

とりわけ欧州の街並みを歩く時、建ち並ぶお洒落なお店を覗く時間の幸せなことといったら!


例えばオーストリア。

首都・ウィーンでは、
フライ・ヴィレ(Frey Wille)のジュエリーや、可愛い刺繍の伝統工芸品・プチポアン(Petit Point)の専門店などなど、

珍しく、時間を忘れて見入ってしまう私がいました。^^



そしてザルツブルクには、鉄細工の看板が有名なゲトライデガッセという通りがありますが、

その少し外れにあるフライ・ヴィレのウィンドウで新作を見つけた時はたまらなく喜びを感じますし、

Stassnyという名の民族衣装のお店の飾り付けも大好きで、毎回楽しみにしています。(*^^*)


               2011-10-25 21:08:12


そんなゲトライデガッセで、ちょっぴり高級なお店に混じって、とても癒されるお土産物屋さんを見つけました!

可愛くて、いつまでも いつまでも眺めていたいくらい。^^


そのお店の正面には、ウィンドウ全体に マリオネットもどき(?)のモーツァルトくんがずら~~~とぶら下がっているのです。


操る糸の代わりに、ビヨヨ~ンとのびるバネが頭に付いていて、

お店の方が定期的にバネを伸ばすものだから、

何十個もぶら下がっているモーツァルトくんが、ピクリとも表情を変えず(当たり前ですが、笑)、

それぞれに上下に跳ねる姿が面白いのです。



この人形、以前来た時は見かけなかったけど・・・?


他のお土産物屋さんでも見つからず、ただ一軒のみの店先で、

ビヨ~ン、ビヨヨヨ~ンと永遠に上下し続けるモーツァルトくん。(笑)



一個、9.5ユーロ。 おっと千円しますか!

ですが、ザルツブルクはマリオネットでも有名ですし、

何より とってもとっても癒されるその表情と跳ね具合が私のツボにハマってしまって、

最近ちょっぴり元気のない、職場の仲良しお姉さん・I崎さんに持って帰ってあげようと、一個、、、

う~ん、私だって欲しいよね~、と思い切って二個!(笑) 購入いたしました!^^




おかげで ザルツブルクから戻った今でも、モーツァルトくんの悩みのないのほほ~んとした表情に癒される毎日です。

           2011-10-25 21:05:13

永遠に続く予感?! トルテ戦争、第5戦☆

帰国してから、私の胃袋は甘いものを一切受け付けられなくなりました。(><)

いえ、いつもなら万全の策(?)を練り、意気込んで臨むトルテ戦争のさなかでさえ胸やけがして、どうにもこうにもならない程、

甘いものは、もうイヤ~~~~~!o(T□T)o

と叫びそうになっておりました。


そうです、本家ザッハー・トルテ vs picchuko の戦いは、第5戦の今回もあっけなく私が大敗致しました。

久々に目の前に現れた、『ザッハー・トルテ』。 
私の宿敵、いや今度こそ友達になろうとさえ思っていたのに・・・。(><)


*


今回の大敗を決定づけたのは、その前日に食べていたザルツブルク名物『ザルツブルガーノッケルン』でした。


皆さん、『ザルツブルガーノッケルン』をご存知ですか?

その量が半端じゃないということで、これまで一人旅ばかりだった私は一度も口にしたことがありませんでした。

ところが、ブログのお友達・ぐりんださんの日記を読んで、今回は3人だし、その名物と呼ばれるデザートを食べてみようかな~という気になったのです。
ですから、それを食べた場所も、ぐりんださんが紹介されていた『カフェ・モーツァルト』です。^^


<Wikipediaより>
ザルツブルガーノッケルン(Salzburger Nockerln)は、オーストリアのザルツブルク名物のデザート。
30cmほどのグラタン皿に加糖して固く泡立てたメレンゲとカスタードクリームをアルプスの山のごとく盛り、それをオーブンで加熱した、甘くて大きいデザートである。

名前の由来は、このデザートがアルプスの山(ノッケルン=方言で山)のように見えるからである。



「できあがりまで、15~20分ほどお待ちください。」 ウェイターさんはニヤリとして立ち去りました。

「どんなお菓子が出てくるんだろうね~。」 
「これ、一人じゃ絶対に無理だから、今回は食べれて嬉しいわ~。(^o^)」
な~んて会話をしながら待つこと15分。

2011-10-23 17:13:44

「うわっ! でかっ!」
「これ、3分の1づつだからね~。残しちゃダメだよ!」

スプーンを入れるまでに、少し時間が掛かりました。
というのも、ちょっと食べるのに勇気のいる大きさでしたので。

そんな私達の前を、地元の方達は目を見開きながら、私達の顔を覗きこみながら横切ります。
まるで、「君たち、本当にそれを食べるのですか?」と言わんばかりに。(苦笑)

もちろん!食べますともっ!

超(?)甘党のぐりんださんに、これまで食べた物の中で最も甘かったと言わしめたザルツブルガーノッケルン。
さぁ、一口目です。

「ふわふわしてるね~。^^」
「大丈夫、これくらいの甘さなら、全然OKよ~!」
と、これは私と姉との会話です。 母は最初の一口で食べるのをやめた模様・・・。

それは、母が大正解でした。
何回か口に運んでいるうちに、口ではなく胃袋から直々 主人であるこの私に「助けてください!」との悲鳴が聞こえてきたのです。

この甘さは、味覚を通り越して、直接 胃袋に応えるのです。(><)



「もう、やめなさい!」 
はっ!  その母の一声で我に返りました。

「picchuちゃん、姉ちゃんももう無理だわ~。(^^;」
気が付けば、私は頭を抱え、目尻にはじんわりと涙が滲んでいたのでした。(爆)

こうやって臨んだ『ザルツブルガーノッケルン』、私達は3人で頑張っても 3分の1がやっとでした。
甘さが強烈というより、じわじわとしつこく責めてくる感じかな~。
武将に例えるなら、織田信長というより徳川家康タイプ?(笑)

*


そう、この時の甘さで胃袋も舌も降参しきっていたのでした。

それでもって『トルテ戦争』に挑んだ私に勝てるはずもなく・・・。

ザッハー・トルテを食べながらも、ザルツブルガーノッケルンの甘さが再び胃袋から蘇り、頭痛と吐き気と、そして自分でも驚いたのですが、最後は半べそ状態で食べていました。

片や、同じように前日苦しんだ姉は、初めて食べる本家ザッハー・トルテに余裕の舌づつみ。
「美味しかったね~。」と満面の笑顔でありました。


あ~、きっと私は、永遠にトルテ戦争を続けなければならないのだわ!
(注:それには決して義務はありません。笑)

勝利の暁には、堂々とウィーンの『ホテル・ザッハー』に乗り込むつもりの私ですが、まだしばらくはザルツブルクで戦うことになりそうです。

        2011-10-23 17:18:37

*:*:* ザッハー vs picchukoによる『トルテ戦争』の歴史 *:*:*

・第一戦(於ウィーン)& 第二戦(於ザルツブルク) 「21世紀のトルテ戦争」

・第三戦(於ザルツブルク) 「2008年幕開けのトルテ戦争」

・第四戦(於ザルツブルク) 「トルテ戦争 第四戦」 

from Salzburg

*ブログ初登場の母と姉です。^^ 【'11.10.08 ホテル・モーツァルトにて】


先程、ホテル・モーツァルトへ簡単なお礼のメールを送ってみました。
四度目の滞在にも関わらず、今回が初めてのメールです。
すると、送信してから5分後に、早々とお返事を戴きました。 picchuko、感激です☆(^^*)


ホテル・モーツァルトは、観光地が集中している旧市街からザルツァッハ川を渡って、徒歩で10分ほどの所にあります。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』の「ドレミの歌」の舞台となったミラベル庭園からは歩いて5分。

ピンク色のシンプルな外観ですが、ビーダーマイヤー様式という優雅で落ち着いた色合いの内装が私のお気に入りです。

病気持ちの母を思うと、観光しやすい中心部のホテルを選ぶべきだったのでしょうけれど、
私としては、このホテル・モーツァルトこそが大好きなザルツブルクの象徴のようなものでしたので、どうしてもここを外すことができませんでした。


毎回そうなのですが、ザルツブルクではあちこちで気さくに声を掛けてもらえます。
たぶん、私が訪れた街の中では最もフレンドリーな市民の皆さんです。

そして、その中でもホテル・モーツァルトのスタッフの皆さんこそ、まるで昔からの友達のように、素敵な笑顔と親しみある言葉で私達を和ませてくれるのです。

そんなホテル・モーツァルトを私がどれほど気に入っているのか!

このブログでも、すでに二度も それについて記事をアップしていることでもお分かり頂けると思います。(*^^*)
⇒ [Hotel Mozart('07.12.17日記)] ・ [ようこそ、ホテル・モーツァルトへ♪('09.01.30日記)]



最後の夜、お世話になったレセプションのお兄さんと一緒に写真を撮りました。
3枚撮った内の最初の写真がこれ(↑)。 お兄さん、とても表情が硬いですが、、、。^^

私とのツーショットもあるのですが、あまりにもお似合いなので(爆)アップするのはやめました。(^m^)

私の一言一言に、大きく目を見開いて反応してくれる表情が面白かったです!
*お兄さん、どうもありがとう!!!

またいつかザルツブルク再訪の時、ホテル・モーツァルトでの滞在を楽しみにしております。



             2011-10-18 21:43:18

Dienstag, 18. Oktober 2011 13:16

Dear Picchuko!

Thank you so much for your kindly e-mail. We are looking forward to see you again in our hotel.

Have a nice day, many regards from Salzburg

Bruno


Hotel Mozart

Franz-Josef-Straße 27
A-5020 Salzburg

Tel: +43 (0) 662 872274
Fax: +43 (0) 662 870079

Email: office@hotel-mozart.at
Homepage: www.hotel-mozart.at


*このホテルを紹介してくださった旅行会社のMさん、改めましてありがとうございます!(o^^o)

モーツァルトのパパ。

ザルツブルクは有名な大作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生誕地として有名ですが、その父、レオポルト・モーツァルトが亡くなったのもこの地です。

彼なくして、天才モーツァルトは存在するはずもなく・・・。


そのレオポルトの偉大な功績というのが、

1.息子であるヴォルフガングの才能を発見し、芽生えさせ、当時考えうる世界最高の音楽教育を与え、歴史上比類のない作曲家として開花させたこと。

2.家族での旅行を計画・実行し、各地でヴォルフガングを王侯貴族に売り込み、金銭と名誉を得たこと。
(Wikipediaによる)


このように教育者として、また音楽教育理論家として、その名を馳せたレオポルトでありますが、実は作曲家でもありました。

映画『アマデウス』では、作曲家サリエリがモーツァルトの才能に嫉妬し苦悩する姿が描かれていますが、私には、もう一つのレオポルトの姿と重なります。

息子の成功を誰よりも望み、息子の才能を誰よりも理解しているレオポルトの中に、
けれど、どうしても敵わないその才能に、父としての喜びの陰には拭いようのない嫉妬が見え隠れしていたのではないかな~って、
ザルツブルクを訪れると、時々 ふとそう感じるのです。


そんなレオポルトが作曲した作品は、一時期モーツァルト一家が滞在した、『タンツマイスターハウス』で聴くことができます。

以前にもブログに書いたことがあるのですが、それは息子の音楽と比べると、どうしても野暮ったいと言うか、洗練されていないというか、明らかにセンスが劣っているというか、、、

ですが、その音楽からは、後のヴォルフガングに繋がるものが流れていて、この父にして息子なんだと感じることもできるのです。



レオポルトは、1719年にドイツのアウグスブルクで生まれました。
父方は代々石工職人、母方は代々織師だったそうです。
哲学と法学を学ぶために訪れたザルツブルクで、彼は音楽に熱中します。

彼がザルツブルクで音楽家として歩み始めなければ、後の天才モーツァルトはあり得なかった。

モーツァルトが現れなかったとすれば、ザルツブルクも今のような音楽の盛んな街ではなかったでしょうし、世界的にも名高いザルツブルク音楽祭も起こり得なかったことになるのでしょうね。

すごいじゃないの! パパ!(笑)


そのレオポルトは、新市街にある聖セバスティアン教会で今も眠り続けています。

その聖セバスティアン教会の墓地は、1499年に創立されました。
薄曇りのその墓地は、とても趣きがあり、まるで映画のワンシーンに出て来る場所のようでした。

ここなら落ち着いて眠れるよね、パパ。^^
何故か自分のパパのように、すごく親しみが湧いてきたpicchukoなのでありました。(笑)
                         
                           2011-10-16 17:27:46


* * * * * * *


私がこれまでに訪れたモーツァルトゆかりの地。


<ウィーン>

・モーツァルトが結婚式をあげ、そして葬儀も行われたという 『シュテファン寺院』

・オペラ『フィガロの結婚』を作曲した家である 『モーツァルトハウス・ウィーン(フィガロハウス)』

・6歳のモーツァルトがマリー・アントワネットにプロポーズしたという 『シェーンブルン宮殿』


<ザルツブルク>

・ゲトライデガッセにある モーツァルトの生家

・モーツァルトが洗礼を受け、後にオルガン奏者となった 『大聖堂』

・1773~1787年までモーツァルト一家が滞在した 『タンツマイスターハウス』

・モーツァルト一家が演奏したことのある 『ミラベル宮殿』の大広間

・若きモーツァルトが指揮したという 『レジデンツ(大司教の館)』の会議の間

・モーツァルトの父レオポルト・モーツァルトと妻コンスタンツェの墓地



<アウグスブルク(ドイツ)>

・モーツァルトの曾祖父さんであるフランツ・モーツァルトが大工頭として滞在し、また没した場所でもある、低所得者の集合住宅 『フッゲライ』

・モーツァルトの父 レオポルト・モーツァルトの生家


意外と私って、モーツァルト一家と縁があるのかも。(*^^*)

ザルツブルクの朝。

フランクフルトで2時間 足止めされた私達がザルツブルクに到着したのが、6日の午後8時半。

その日はホテルから徒歩3分のミラベル庭園のみ散策をして、早めに休むことにしました。

ミラベル庭園から見上げるホーエンザルツブルク城塞は、ひときわ威厳に満ちています。

その場所は、私の思いがぎっしり詰まった場所であり、
いつも私がホーエンザルツブルク城塞と対話(?)をする場所なのです。

夜の庭園には人影はなく、いつもなら ここで声を出して「ただいま!」って言うのだけれど、
今回は母と姉がいるので、こっそり心の中で呼びかけました。^^

*


夜半過ぎ、私は雷の音で目を覚まします。

昨年のザルツブルク音楽祭では、ウィーン・フィルによるオラトリオ・『イワン雷帝』が演奏されたそうですから、ロシア好きでもある私への歓迎としてはニクイ演出ですね、なんて。(笑)

そして、ザルツブルクといえば、映画『サウンド・オブ・ミュージック』。
そういえば、あの映画の中でも雷のシーンがありましたよね。
確か、マリアがトラップ家にやって来た最初の夜。
おかげで子供たちとの距離が一気に近づいたのですから、何気に雷は重要な役割なのです。^^

そんなことを考えながら、ですが、短い滞在での天候の悪さも心配しながら、一晩中鳴り響く雷を聞いていました。



早朝5時半。 こっそり起き上がって、簡単な身支度を。
まだ外は真っ暗です。

「ちょっとだけ散歩してくるね~。」 
小声で二人に声を掛け、小雨が降る中、ザルツブルクの街並みへと飛び出しました。


「おはよう! 元気にしてた?」
ザルツブルクでの私のお決まり散歩コースを、今朝は傘をさしつつ歩きます。


「おはよう! お久しぶりね。」
見慣れた街路樹にも、いつも窓から眺めるだけのアンティークショップの人形にも、嬉しさを抑えきれない私は声を掛けました。


そして、ミラベル庭園を抜け、モーツァルトが一時期住んでいた『タンツマイスターハウス』があるマカルト広場に立った時、ちょっとコースを変えてみようと思い立ちました。

大抵はそのままマカルト小橋を渡って旧市街へと入るのですが、雨のせいでまだまだ空は明るくなりそうにありません。


コースを変えた散歩道で、聖セバスティアン教会に出くわしました。

んんん~? ここは、、、?

そうそう、ここにモーツァルトのお父さんのお墓があるのだったわ!

いつもは見向きもしないその場所で、私は歩をとめました。

相変わらず雨は優しく降っています。


朝食を取ったら、まずはここに二人を案内しよう!

なんでって言われたら分からないけど、モーツァルトのパパが私を呼びとめたのね、きっと。

じゃぁ、また後で来るから~。


雨が少し弱まったのを確認しながら、私は散歩を切り上げて、朝食の匂い漂うホテルへと足を速めました。^^

                 2011-10-16 19:49:02

ザルツブルクの不思議☆

*ホーエンザルツブルク城塞より 【'11.10.07】


ザルツブルクから帰国する時はいつも、ガラスの靴を片方 置き忘れたままのような気がするのです。

どの国も街もそれぞれに魅力があって、もう一度訪れたいな~って思うことは常ですが、
ザルツブルクのそれはちょっと違う・・・。

何か大切なものと引き裂かれるような、お別れしたくないと強く思わせる何かがあります。

そんなザルツブルクと私のお話。。。


*


もう海外一人旅はそろそろやめようかな~。
2007年夏、初めてザルツブルクの地に降り立ち、ぐるっと旧市街を一巡した私はそう思いました。


それは、僅か数日の日程で、わざわざ遠くまで赴くことに疲れを感じ始めたころ。
自分で計画を立て、自分の足で観光地を巡ることに面倒くささを感じ始めたころ。
そして、欧州への興味が少しだけ薄れてきたころだったと思います。

ちょうど、私はその半年前にスイスとリヒテンシュタイン公国を訪れており、
な~んだ~、同じような風景じゃな~い・・・と、最初の日はそう感じちゃったのでしょうね。
世界遺産の街といっても、そう特別な街じゃないわって、そう思ったのでした。


ところが その2日後、ザルツブルクから帰りたくないと私に思わせる出逢いが待ち受けていました。
ホーエンザルツブルク城塞を見上げながら、私はずっとずっと泣いていました。


そして、今回も。
母と姉にもこの美しい景色を見せてあげることができたし、しばらくはザルツブルクから離れましょう。
そう思った矢先のこと、、、、、、、、

思い出すだけで心が温かくなる出逢いを再び、ザルツブルクは用意してくれていたのでした。
それは運命的な素敵な出会い~(*^^*)ではないのが残念ですが(笑)、

やはりこの街なんだと、私の特別な街なんだと強く感じました。



不思議な街。

距離を置こうとすれば、必ず引き戻されてしまう街。

本当に不思議な街だな、ザルツブルク。


それでは、これから綴るザルツブルク旅行記、よろしければ しばしお付き合いくださいませ。^^

雨に唄えば。

傘をさし、落ち葉を踏み締めながら、思わず踊りたくなるザルツブルクの休日。


今、私は久しぶりのザルツブルクとの再会に喜びを噛みしめています。


そこにあるだけで懐かしさが込み上げてくるホーエンザルツブルク城塞。

お馴染みの演奏者での宮殿ミラベルコンサート。

調和するかのように、あちこちから響き渡る教会の鐘。


足元には雨に濡れた落ち葉が敷き詰められて、ひんやりと肌を包む空気にザルツブルクの秋の深まりを感じました。


今日は一日、降ったり止んだり。
明日の予報も雨です。
それでも幸せを感じるのは、大好きな大好きなザルツブルクだから。


傘をさしつつステップを踏む、

それだけで笑みが溢れてきます。


ザルツブルク時間 '11.10.07 PM11:00 ホテル・モーツァルトにて

明後日から

明日の夜に大阪へ出て、
明後日から10日まで旅行へ出掛けます。

今回は母と姉との3人で。

母と姉は2004年のソウル以来、海外はこれで二度目です。


不慣れな私の案内ですが、お天気も悪そうですが、、、楽しい思い出を沢山作ってきたいと思います!


さて、そこで問題です。(^^)
行き先は、次の6つのうちどちらでしょうか?

1. クライストチャーチ

2. ザルツブルグ

3. ウィーン

4. フィレンツェ

5. ローマ

6. モスクワ

                 うふふ。 では、行ってまいります。(*^^*)



<ヒントにならないヒント?(笑)>
先日、(すでに大統領に返り咲きしている)プーチン首相とドライブする夢を見ました。(*^^*)
マスコミを避けるように、こっそりクレムリン手前の地下鉄入口で降りた私。
いやにリアルだったから、もしかしたら正夢なのかもしれないわ!(爆)


* * *


今日から一週間、私の可愛い愛犬ヨンサマとクリスは、いつもお世話になっている動物病院でお泊まりします。
ちゃんと良い子で待てるかな~?(*^_^*)

2011-10-02 22:39:49 2011-10-02 22:39:22

今度こそ! チャジャンミョン!!!

9月18日の出来事です。

ブログのお友達・うさぎの春子さんに、大阪の今里にある韓国式中華料理店、『紫金城』へ連れて行ってもらいました!

以前、「チャジャンミョンが食べた~い!」と私が日記に書いていたのを覚えてくださっていて、

韓国料理屋さんではなく、中華料理屋さんでもない、韓国式中華料理店を見つけてくださったのでした。
さすが、大阪!(*^^*)


前にも書きましたが、私がクライストチャーチで韓国人の友人にご馳走してもらったのが、
真っ黒なタレのかかった麺料理、『チャジャンミョン』です。

韓国では中華料理店で見かけるものだそうですが、それは中国のジャージャー麺から派生した食べ物だから。

韓国人のソウルフードと呼ばれるその麺を、NZから帰国後10年間、私の力だけでは日本で見つけ出すことはできませんでした。
う~む、韓国式中華料理店にあったとは☆


そして、何より嬉しかったことが、今回 食べたチャジャンミョンが、懐かしいクライストチャーチの韓国料理店で食べたものとよく似た味だったこと。

最初の一口は、ちょっと甘さが違うかな~と感じたのですが、
じゃがいもが沢山入ったトロミのある豆味噌のタレが、コシのある少し太めの麺にしっかりからんでくると、
あ~、あの味だ~。と、体は大阪にありながらも、心は瞬時に2001年のクライストチャーチへ戻った感じでした。^^

あ~、あの味だ~。
それこそ、さすがに表には出しませんでしたが、心の中は嬉し涙でボロボロ、ボロボロ。(笑)

え~、え~、見た目は汚いですよ。
食べる時はこれをグチョグチョ混ぜて、口の周りに黒いタレがビチョビチョ飛び散って、、、。(^^;

え~、え~、それは決して上品な食べ物ではないですよ。
ですが、お行儀の悪い私にはそんなことはどうでもいいことですし、何よりこれが思い出の味なのです。
懐かしい大切な思い出を前にして、汚いとかお行儀が悪いとか、そんなことを気にする方が野暮なこと。(笑)


実は、2月のクライストチャーチ大地震以降、私の精神状態は見えないところで何かが狂っていました。

毎日、ふとした時に急に目頭がぎゅっとしめつけられて、車の中では一人泣いていましたし、
どこか心が重く傷つき、決して晴れ渡ることがありませんでした。
大聖堂が崩れた時、自分の心の半分までも崩れてしまったようで。

ですが、9月に入ってラグビーW杯が始まり、オールブラックスの活躍と、彼らの逞しい姿に少し勇気づけられ、
そして、この『チャジャンミョン』の味に、全てが失われたわけではないんだと気付きました。

私なんかより、クライストチャーチとそこに住む市民の皆さんの方が、ずっと早くに立ち直って前へと向かっている。
私とは比べ物にならないほど傷ついた人達が頑張っていることを、この『チャジャンミョン』の味で思い出したのでした。


あ~、美味しかったぁ~。(o^ー^o)
本当に美味しかった。 心の底から美味しかった。 涙が出そうなほど、すごく美味しかったです。

うさぎの春子さん、どうもありがとうございました!!!!!



また弱音を吐きそうになった時、大阪までチャジャンミョンを食べに行こうと思います。

〈紫金城(しきんじょう)〉
大阪府大阪市生野区新今里3-10-26
06-6751-8844
近鉄今里駅より徒歩5分

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