I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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愛しい町、ザルツブルク。

もう陽も傾いて、白いお月様は線路がカーブする度に行ったり来たり。


この列車は、後20分もすればザルツブルクに着くだろう。

無事、ここまで帰って来た。



帰国まで まだ一週間ほどあるけれど、現地レポはこれを最後にしようと思う。


その時々に見たもの感じたものを、そのまま整理せずに記してきた。


お恥ずかしいこと、この上ない。(笑)

いかに私が浅はかか、中身のない旅をしてきたか、全て暴露してるも同じだった。
しかも、リアルタイムで。(爆)



この旅行記は、まだ続く。
だが、それは私が日本へ帰ってからのことである。



オーストリア時間 19:20 ウィーンからザルツブルクへ向かう列車にて


写真は、ザルツブルクのとある店先にて、モーツァルト君たち。(笑)

2012-09-28 02:24:21



* ここまでお付き合いして下った皆様、誠にありがとうございました。

拙い日記を読んで頂き、感謝しております。

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これがホントのウィンナー珈琲?

2012-09-28 21:56:48


ウィーンに出て来て以来、ずっと紅茶ばかり飲んでいた。

でも、最後の一杯くらいお洒落なカフェで珈琲飲まなきゃ。


お洒落なカフェ?

ウィーン中、何処もかしこもだ。


そこで、ありきたりなのだが、かつて皇室御用達だったデーメルか、

昔の優雅な宮殿を用いたツェントラルが頭に浮かんだ。


だけど結局選んだのが此処、ザッハー。(笑)

歩き過ぎて、くたばった先に見えたのがザッハーだったのだ。

ザッハーの向かいにはスタバもあるのだが、やはりウィーンならザッハーであろう(?)。


ザッハーさん、ウィーンでもザルツブルクでも、何故かいつもお世話になります。
と、一応挨拶。(笑)



あ、ザッハ・トルテは3週間前にザルツブルクで食べたので、今日はやめた。

どうしても私には甘過ぎるから。



オーストリア時間 14:50 カフェ・ザッハー ウィーンにて

せっかくのウィーン。

お天気に恵まれている。

この3週間、ザグレブ以外は全く雨にあっていない。
どんよりと泣きそうなくらい重~い曇り空はベオグラードだけだった。


夜、窓の向こうに雨音を聞いた日もあるが、大抵 日中は晴れていて、汗ばむ陽気が続いている。

ただ、雲の出具合で気温が一気に下がる。
それだけが読めない。


暑いのか寒いのか、毎朝 服選びに悩むところで、その殆どが裏をかかれる。(苦笑)

で案の定、本格的に風邪をひいた。

しかし、身体の火照りもウィーンの魔法で気にならない。
唯一、止めどなく垂れてくる鼻水だけが私を苦しめた。



せっかくのウィーン、せっかくのブダペスト。

一方では、鼻歌まじりに落ち葉を踏み締め、ウィンナーワルツにスキップし、

もう一方では、チャールダーシュにきゅんとなる。



そんな夢見心地のはずの晴れ女。

だが その鼻は、、、、、真っ赤にずるずる、じゅ~るじゅる(苦笑)。


ウィーンもブダペストも似合わない、、よな。(涙)



オーストリア時間 11:40 ウィーン・シェーンブルン宮殿のカフェにて

2012-09-28 18:37:16

シェーンブルンのバルコニーから更新だ。

今、シェーンブルン宮殿のバルコニーを独占している。

ゆっくりと、まるで自分の宮殿のように回ろうと思ってやって来た。 (笑)


あちこちから聞こえて来る甲高い中国語には興ざめするが、

それさえ除けば、気分は少女時代のマリー・アントワネットといった感じか。(爆)


赤にピンクに紫に、様々な花が咲き誇る庭園を見下ろしながら、


マリー・アントワネットという女性は、

ブルボン家の王妃という立場より、

ハプスブルク家の皇女としての誇りが最後まで彼女を支えていた、

そんなことを思っている。



中国人の集団が去ったと思えば、次は続々と日本人団がやって来た。
「はい、チーズ!」



・・・もう、去ろう。



オーストリア時間 9:10 ウィーン・シェーンブルン宮殿のバルコニーにて


写真は、庭園内で見つけた可愛い門。

あまりにも気に入ったので、「これはもう、私のもの!」と唾を付けて来たところ。(爆)

2012-09-28 16:14:05

点と線。

バタバタと駆け足で回った2日間を終えようとしている。


明日、ザルツブルクへ帰る。

「帰るたって、ウィーンの観光してないじゃん!」 という声が聞こえてきそうだが、

ブダペストも全く観光してないことを、こっそり小声で告白しよう。(笑)



これまで、旅といえば、それはいつも点だった。

その一点を短い時間の中、どれだけ多くのものを見、回れるか。
まるで勝負のようだった。(苦笑)


だが今回、船にしろ鉄道にしろ車にしろ、点と点を結ぶ線が引けた。

それって、実は大きなことだと自分で思う。


気が付けば、3週間で8ヶ国も巡っていた。

この旅を終えたら、次はその線をより太く、たまには色付けしていきたい、そう思っている。



ハンガリー時間 19:00 後10分でブダペスト発。


写真は、ブダペストの鎖橋から見たドナウ河対岸の国会議事堂。
今日は同じ写真ばかり撮っている。

2012-09-27 02:10:26

最高の気分だ。

ブダペストの漁夫の砦にあるカフェで、ドナウ河と国会議事堂を見下ろしている。
3年前に来た時は、冬場の為に閉まっていたカフェだ。


先程、せめて鎖橋と国会議事堂ぐらいは眺めたいと書いてすぐ、目の前に国会議事堂が現れた。

そうか、ウィーンから大河を下れば、国会議事堂、鎖橋、エルジェーベト橋を越えたところがブダペストの船着き場だ。


相変わらず、美しい。

いきなりのお出迎えに心弾む。

心弾ませながら、自然とチャールダーシュを口ずさんでいた。
ハンガリーといえば、チャールダーシュだ。

そう思ったら、カフェで演奏会が始まった。
一曲目は、やはりチャールダーシュ。(笑)
ありがたい。


そして彼らは、一人一人にリクエスト曲を尋ねて回る。

私は「Gloomy Sunday (暗い日曜日)」をお願いした。
この曲もブダペストでこそ聴きたかったもの。



眼下にはドナウがとうとうと流れる。

最高の気分だ。

2012-09-27 23:45:58



帰りは最終列車に乗ることにしよう。(笑)



ハンガリー時間 16:40 ブダペスト・漁夫の砦にて

後30分、ドナウの旅人。

2012-09-27 21:35:29


私が共にするドナウは、その全容の十分の一程度。

だが、それでも幾分 河幅が広がり、水量が増したのが分かるだろうか?


ウィーンで見た時よりも、

以前、ブダペストの鎖橋の上から眺めた時よりも、

不思議とドナウの母性を感じている。(笑)



ハンガリー時間 14:30

幾つもカーブがあったせいか、ドナウがほぼ直角に折れ曲がる街、ヴイシェグラードに気付かなかった。(苦笑)


予定より30分近く到着が遅れそう。
17時の列車に乗る為には、ブダペストではお茶一杯がいいとこか。

せめて、鎖橋と世界一美しい国会議事堂だけは眺めたい。

ドナウに例えると、

ドナウに例えると、私は人生のどの辺りにいるのだろうか?

考えてみる。


「ウィーン!」と言いたいところだが(笑)、それはとうの昔に過ぎている。

青春という文字が似合うウィーンのドナウなら、

私はもうブダペストも過ぎてるな。(涙)


本当は、ブダペストの辺りが最も美しい景色であると、私は思う。

それは若さでは出し得ない、しっとりとしたブダペストの灯が一層ドナウを輝かせるのだが。



しかし、ドナウはそこからが長い。

セルビアに入りベオグラードを越えてもまだ、ブルガリアとルーマニアの国境沿いを延々と流れていく。


黒海に注ぐその時まで、清きも濁りも呑み込みながら、どれだけ広大なものになるのだろうか?


なんだか私まで、ルーマニアの果てまでもドナウを追いかけてみたくなっている。(笑)



スロバキア時間 11:45
ドナウ沿いに町や古城が見えてくると、船内ではちゃんとアナウンスしてくれる。

2012-09-27 19:44:01

3000kmの旅。

ドナウ河は、源流から黒海に注ぐ終着点まで、およそ3000kmあるという。

その源は、ドイツの「黒い森」にある三つの泉なんだそうだ。


宮本輝氏の言葉を借りよう。


~ あそこには、三つの泉があったな。
ブリグッハの泉、ブレークの泉、そしてドナウエシンゲンの泉……。
どれもみな小さな泉で、それぞれはたよりなげなせせらぎを成して森の中を縫っていた。

ちょろちょろと流れるせせらぎは、やがて合流して川となって「黒い森」から抜け出ると、ヨーロッパを東へ東へと流れ始めた。

幾つかの支流が、衰えかけた泉の水に力を与え、少しずつ少しずつ、大河を形成していく。
河が細く浅くなる地点には、なぜか頃合を見計るかのように別の川が待ち受けていて、ドナウ河に活力をもたらしているのだ。~



この「ドナウの旅人」では、後半部分でセルビアの場面が出てくる。

当初からセルビアの首都ベオグラードへ行くつもりだった私は、旅に持参する本の一冊にこれを選んだ。


今、私が流れている この河の先には、ドナウの真珠と讃えられるブダペストがあり、

あの切ないベオグラードの景色がある。


多くの支流を従えるドナウは、ベオグラードで もう一つの大河サヴァ河と交わり、ますます力を付けていく。


あの場所に立った日がまるで遠い昔のようだが、


サヴァ河と結ばれるドナウの喜びを、

何故か今、噛み締めている。



スロバキア時間 11:00 先程、ブラチスラヴァを通過した。

一段と河幅が広がった。
まさに大河、驚いている。


写真は、ウィーンを流れる美しき青き(スマートな(笑))ドナウ。

2012-09-27 19:42:59

「ドナウの旅人」になってみる。

2012-09-27 16:03:49


「ドナウの旅人」を読んでたら、私も「ドナウの旅人」になりたくなった。



昨日の午後、ウィーンから隣国スロバキアの首都ブラチスラヴァまでドナウ河を下った。

晴れたらドナウを遊覧しようと決めたのだ。


ブラチスラヴァまでは、ウィーンから1時間15分。
ちょっと物足りなかった。


ドナウといえば、やはりブダペストは外せない、急にそう思った。


晴れても雨でもブダペストまでドナウを下ろう。
昨夜、決めた。



オーストリア時間 9:00 これから出航だ。

写真は、ドナウから見上げたブラチスラヴァ。


実は、ウィーンからの日帰り。(笑)
帰りはブダペスト東駅(ケレティ)から列車に乗る予定。


*

参考までに、
ウィーンからブダペストへ行く場合、ブラチスラヴァ行きと船着き場が違うので要注意。
また、ウィーン発は火曜と木曜、ブダペスト発は月曜と水曜のみ。
どちらも9時発。
4/30から9/27まで運航している。

ちなみに、ウィーンからブダペストへは5時間半、109ユーロ。
ブダペストからウィーンまでは6時間半、99ユーロ。
(2012年9月現在)

これが、オペラ座だ!?(笑)

気持ち良く、ウィンナーワルツに足が向いた。

国立歌劇場前の地下鉄駅構内である。


ワルツが流れる部屋へ入ろうとして、思わず吹き出してしまった。

もう!(笑)

だって、そこはトイレだから。



はいはい、70セントね。

私はコインを取り出し、中へ入った。


こういうの私も好きだけどさぁ、
70セントも取るのなら、もうちょっと掃除してよねっ。(笑)

2012-09-26 02:20:23

何故か、

何故か駆け込んでしまった。

18時に閉まるところを、10分前に滑り込んだ。


そこは、カプツィーナー教会。
ハプスブルク家の歴代皇帝納骨所が地下にある。

決して墓好きではないつもりだが、何故か墓巡りばかりやっている。(笑)



1700年、1800年、延々と続く棺の最後で足を止めた。

一段高く置かれたフランツ・ヨーゼフ1世を挟んで、彼の妻エリザベート(シシィ)と息子ルドルフが眠っている。

そこだけ献花がなされていた。


私には、もう5分しかなかった。

シシィと話す時間はない。
でも、ここまで来れた。

それで十分だった。


最後の私を待って、係員のおじいさんが扉を閉める。

「I love Sisi.」
一言言ったら、笑顔でお見送りしてくれた。



教会を出て、目の前にある中華レストランで腰を降ろす。
急に米粒が欲しくなったから。(笑)



オーストリア時間 18:20 ウィーン・カプツィーナー教会前のレストランにて


写真は、眠るシシィの天井に施された装飾。

2012-09-26 01:43:36

やっぱり素敵だ。

あまりに興奮したせいか、又も一本道を見失ってしまった。

ここでも行きずりのマダムに、シュテファン寺院まで案内してもらう。

旅ベタもはしゃぐ調子も昔の自分と変わりないが、知らない人に助けてもらうのだけは上手くなってる気がして笑えた。


*



2012-09-26 00:17:48

これも見た。
ここにも入った。

10年前(正確には、8年9ヶ月前だった)に歩いたコースを駆け足で巡りながら、

「やっぱり素敵だ。」を連発していた。


一気に4時間半も ぶっ通しで歩いていた。



ウィーンのそこここで感じる確固たる誇り、気品、華やかさ。

時にそれは重圧感にもなるのだが、圧倒的な自信を持って挑んでくる。

それは何年経とうが変わらない気がするし、

(私にとって)思わずひれ伏したくなるようなプライドの高さは、永遠に変わって欲しくない。



オーストリア時間 12:45 ウィーンからブラチスラヴァへ向かう船にて

クリムトだぁ。

シュテファン寺院、王宮、国立歌劇場。

それだけではないが、ウィーンの王道とも呼べる名所を足早に回った。

が、どこも中には入らなかった。


入った場所は、分離派会館(セセッシオン)のみ。


分離派とは?
という問いには、彼らのモットーが最もそれをよく表している。

「時代には、その時代に相応しい芸術を、 芸術には、芸術に相応しい自由を与えよ。」


保守的な美術界から独立した、彼らウィーン分離派の中心人物が、ご存知クリムト。

今の私がウィーンで見たかったものは、有名な教会でも宮殿でもなく、

セセッシオンの地下を囲む彼の作品、『ベートーベンフリーズ』だけだった。


それは、人類の幸福への憧れがテーマだと書いてある。
ワーグナーの、ベートーベンの『第九』に対する解釈をクリムトが絵でもって表現したらしいが、そういう蘊蓄は私には分からない。

だが、以前テレビで見て以来、どうしてもそれを実際に見ておきたかった。


彼らしい金箔の使い方に、官能的描写。

作品の素晴らしさ以上に、「クリムトだぁ」というのが何よりも嬉しかった。(笑)

昨日、お墓参りもしたしね。



オーストリア時間 12:00 ウィーン・シュヴェーデンプラッツ船着き場にて


写真は、その分離派会館。
この建物は、「金色のキャベツ」と呼ばれるらしい。(笑)

2012-09-26 00:12:53

私がウィーンへ来る為には、

それは偶然。

ホテル前にあるシェーンブルンの庭園へ行こうと潜った門の向こうに、彼はいた。

居た、というか埋まっていた。(笑)


庭園かと思った場所は墓地だった。

同じくウィーンにある中央墓地ほどではないにしろ、ここもかなり広そうだ。

私は早々に退散することにした。
陽が高いうちに。

その出口で偶然見かけた掲示板に、彼の写真があった。


「え? ここにクリムトのお墓があるの?」

再び中へと引き返し、「私はあなたの絵が好きです」と告白してきた。

2012-09-25 00:55:17


*


10年前、べルヴェデーレ宮殿においてクリムトの作品『接吻』を前に立った時、涙が溢れた。

それは絵に対しての感動ではなく、


ちょうど その数週間前に大好きな人との別離があったから。

そういえば、今回もムラトさんと別れたばかり。


誰かを失わないと、私はウィーンへ来れないのだろうか?(苦笑)



オーストリア時間 18:00 ウィーン・シェーンブルン宮殿に隣接するホテルにて

花咲くシェーンブルン。

2012-09-25 00:51:34


なに、張り切ってシェーンブルンに来たわけではない。

ウィーンで押さえたホテルがシェーンブルンに隣接しているということで、到着早々やって来たのだ。


大宮殿の隣りだなんて、なんと贅沢なと思われがちだが、

いや、2日前にホテルを検索した時、最も安かったのがその宿だった。

安いからには理由があった。
まぁ、それだけではないが、広大なシェーンブルンの敷地の端、宮殿と正反対の場所にそれはある。


ちょっと庭園まで、
ちょっと庭園にある高台のグロリエッテのカフェまでと思ったら、

徒歩で優に1時間以上掛かってしまった。

そのまた向こうの宮殿までだなんて、鼻水を垂らしながら行こうなどと到底思わない。(笑)
しかも、後30分で閉館だ。



以前来た時は元日だった。

雪に覆われた、真っ白で人気のないシェーンブルンより、

色とりどりの花が咲き、人々で賑わうこんな方がシェーンブルンらしい、

そう思うのは、私だけではないだろう。



オーストリア時間 16:30 ウィーン・シェーンブルン宮殿(グロリエッテ)にて

だって、ブログ書いてるから。(笑)

2012-09-25 20:22:47


「なんで そんなに詳しいの?」

昨日、知り合った女性は何度もその台詞を繰り返した。

「だって、行った場所だから。」
私は答える。


そう答えながら、旅先での何気ないささやかな出会いを綴る為に始めたブログが、
私に僅かながらの知識を定着させていることに気が付いた。


「だって、ブログ書いてるから。」
そう答えるべきだったかな。(笑)



そして、彼女はこんなことも言った。

「そこの橋のたもとで、「ガイドします」って書いた紙を持って立ってたらどう?」


私は思わず苦笑いしてしまった。


「でもね、私は敢えてザルツブルクの見処を全て回らないようにしてる。
だから、まだ見てないものも沢山ある。

また来たい場所だし、
その度の新鮮な感動を残したいからね。」

動かない。

「旅先で動かない」

ということにも勇気がいることを初めて知った。


せっかくなのだから、
そう、つい欲張ってしまう自分がいる。


だが、考えてみれば自分という小さな器は限られている。

そして、必要なものはちゃんと見せてもらっている。


旅も人生と同じなんだなぁ。



「動かない」と言いながら、女々しくちびちび動いてる、そんなpicchukoの独り言。

気にしないでもらいたい。(笑)



写真は、ある日のザルツブルクの街角で。

2012-09-25 19:56:55

ちょっとだけ小旅行。

2時間前に出発するつもりだった。

だが、今日は朝から喉が痛い。
どうしようかと迷ったが、9時近くまでベッドでごろごろすることにした。

なので、昼近くにもなって列車に飛び乗ったというわけ。

私は、これからウィーンへ行く。


ウィーンへといっても、ただウィーンの空気を吸いに行くだけであるから、特別どこそこへという やる気はない。(笑)

すでにザルツブルクにトータルで一週間近く滞在し、後10日近くもオーストリアにいるのなら、

やはりウィーンは拝まなくちゃ、という程度なのである。


*


さて、ウィーンといえばカフェ文化発祥の地であるが、

今回、私はザルツブルクのカフェをかなり巡った。

大抵はそこで、人物観察をしたり、日本から持って来た宮本輝さんの著書「ドナウの旅人」を再読したりしている。
あ、ブログ更新もやってるな。(笑)



先程も、ザルツブルク中央駅構内にあるカフェで一服したところだ。
熱い紅茶をくっと喉に通したかったから。

ここのカフェの、お茶に添えられる小さな菓子は、いつも疲れを忘れさせてくれる美味しさだ。



そして、ヨーロッパといえば、

(私にとって)強烈な甘さと半端じゃない量のスイーツを競うようなカフェばかりの中、

上品で控えめな甘さが嬉しいケーキと出会うことができた。

それは、カフェ・ザッハーと同じくザルツァッハ川沿いに並ぶカフェ・バザール。

ここのマロンケーキを食べた時、ふわぁっと優しさが口の中に広がった。



オーストリア時間 11:45 ザルツブルクからウィーンへ向かう列車にて



2012-09-25 18:57:51

同郷の人。

風邪をひいたかもしれない。
少し鼻がずるずるし始めた。

少し肌寒いのを、痩せてもないのに薄着でやせ我慢したせいか。(苦笑)


*


今日の午後、飽きもせずにメンヒスベルクの丘に登った。


そこで、「日本の方ですか?」と声を掛けてくれた女性がいた。

彼女はその丘にある、小さな古城のホステルに滞在すると言い、大きな荷物を引き摺っていた。


ホステルに併設したレストランで腰を降ろし、しばらく話しを続けるうちに、彼女は私と同じ香川県から来たことが分かった。

しかも、同い年。(笑)

気が付けば4時間ぶっ通しで喋っていただろうか。

レストランのおじさんは、私達の横を通る度に肩をすくめ、目配せをした。


彼女は私と話すテンポこそ違えども、独自の世界観を滲ませた人。

帰国後メールする、
そして、一緒にうどんでも食べに行きましょう、

うどん県民同士、そんな話しになっている。(笑)



オーストリア時間 20:00 ザルツブルク・ミラベル宮殿に近いホテルにて


写真は、メンヒスベルクの丘の散歩道から見上げたホーエンザルツブルク城塞。
それは子供の頃に親しんだ、おとぎ話の絵本にあるような風景だ。

2012-09-24 03:12:36

今一番、恋しいもの。

2012-09-24 01:07:35


「日本の食事が恋しくなってます?」
元同僚 K西くんからのメールだ。

なに、彼がそう思うのも当然だろうが、私が今一番食べたいものはキムチチゲ。
いつも通っている韓国料理店ウォンさんのキムチチゲがめちゃくちゃ食べたい!(笑)



で、こちらでの食べ物はというと、まぁ まずまずといった感じ。

ザグレブ(クロアチア)で食べた べちゃべちゃのパスタ以外は外れなし。


一週間前、ムラトさんが見つけたザルツブルクのトルコ料理店も美味であった。
ケバブに対する私のイメージが変わったくらいなのだから。(笑)


そして、特筆すべきもの!

それは、メンヒスベルクの丘で食べたウィンナーシュニッツェルであろう。
ウィーンで食べたものよりも うんといけた。


ホントもホント。

パン粉をまぶせ、バターで焼かれた薄切りの七面鳥にぎゅっと絞ったレモン、これがめちゃくちゃ美味かった!


ザルツブルク滞在中、少なくとも もう1回は食べに行こうと密かに誓う。(笑)




では、今何が一番恋しいのかと言うと、


それは、ゆったり浸れる なみなみとした湯船と、

暖か~い便座だったりする。(爆)



オーストリア時間 18:00 ザルツブルク・カフェ・モーツァルトにて

ミラベル散歩は欠かせない。

2012-09-24 17:19:57


朝夕のミラベル散歩は欠かさない。


今朝はいきなり、こんな出来損ないモーツァルトが立っていた、2人も。(笑)

行く人は ちらっと横目で彼らを見、くすっと笑って過ぎていく。

そっと私がコインを投げ入れ去ろうとすると、彼らが声を掛けてきた。
「マダム、一緒に写真を撮りましょう。」

腕を組み、2人に囲まれ撮った写真は傑作すぎて見せられない。(笑)


そんな写真をベンチに腰掛け見ていると、

「なんだい、朝っぱらから疲れてるのかいっ!」
太った身体を揺さぶりながら、陽気なザルツブルク人が話し掛けてきた。

くるくる変わる表情に、人の良さが出ている二重顎。
非常に愉快な人だった。


どこからか風に乗せて運ばれてくる、バイオリンの音色も心地良い。


だから、ミラベル散歩は欠かせないのだ。(笑)



あはは。
出来損ないのモーツァルト君、彼らは今も動かず立っている。

どうせなら、一曲歌えばいいのにねぇ。(笑)



オーストリア時間 10:20 ザルツブルク・ミラベル庭園にて

音符が降る町。

2012-09-24 09:37:32


確か以前、

ザルツブルクは頭上から音符が降って来るような町だと表現したことがある。


そして、お気付きの方もあるかもしれないが、私はザルツブルクではとりわけお喋りになる。
事実、ブログ更新も多いはず。(笑)


というのも、このザルツブルク、

音符だけでなく言葉さえもリズミカルに降って来る、

そんな町なのだ。

どれくらいかと言うと、

2012-09-23 23:25:37


ザルツブルクがどれくらい音楽の町かというと、

これくらい。(笑)



このパン屋さん、私が通る時はいつも休みなんだよなぁ。

ウィンドウから いつも眺めるこのト音記号、食べてもお腹は大丈夫なのだろうか?(笑)

大聖堂の鐘の音には敵わない。

2012-09-23 22:25:56


もう15分は鳴り響いている。

それは、大聖堂広場を囲む建物に反響し、幾重にもなって轟かす。


アコーディオン片手にステージに立つおじさま方も苦笑い。
"わしらの歌声も、さすがに大聖堂の鐘の音だけにゃ敵わない"、といった表情だ。(笑)

お祭りも中断。
誰しも大聖堂を見上げている。


目を閉じて、鐘の音だけに集中してみる。

すると、
大聖堂の正面に施された彫刻の天使達が、手にする金色の冠を、そっと私の頭に乗せてくれた。(笑)



同じテーブルに座るおじさん、ヨーゼフさんがぐいっと一杯私に勧める。

強いお酒だ。
喉が焼けるのかと思った。



オーストリア時間 15:20 ザルツブルク・大聖堂広場にて

溢れる人、人。

2012-09-23 20:51:59


レジデンツ広場に面したカフェから、ぼぉーと雲を見上げている。


穏やかな昼下がりといいたいところだが、ザルツブルクの旧市街は今、お祭り騒ぎの真っ只中だ。

大聖堂の上をゆったり流れていく雲とは裏腹に、広場は大晦日以上の賑わいを見せている。

溢れる人達は、真っ昼間からビールにワインに明け暮れる。

後で私も一杯やってみようかな。(笑)


ドイツのバイエルン州から僅か10kmに位置するザルツブルクであるから、ここでもオクトバーフェストなのかと私は思った。
だが、どうもそれとは違うらしい。

「でも、まぁ似たようなものね。」
そうカフェのおばさんは言う。

で、何という祭りか聞いてみたのだが、それは聞き取れなかった。


今日のイゴール(絵描き)は、いつもに増して商売繁盛。(笑)



オーストリア時間 13:30 ザルツブルク・レジデンツ広場にて

暮らすように、オーストリア。

2012-09-23 18:21:49


モーツァルトが生まれた頃にはすでにあった、ザルツブルクの老舗カフェ・トマッセリで遅めの朝食を取っている。


結局、ここなのだ。(笑)
自分でもおかしなくらい。

なので、もうむやみに動かないことにした。


といっても、オーストリア内をウロウロすると思うが、

残り10日あまり、暮らすようにオーストリアというのも良いのでは、と思っている。


何だか疲れたのだ。
大して観光もせず、思い通りに動けていなくとも、心も体も休みたいと言っている。

だから、ザルツブルクに帰って来た。
こうやって帰る場所が日本以外にもある私は幸せだとも思う。


とはいえ、
素直に耳に入るドイツ語は、「ダンケ シェーン!」「ビッテ シェーン!」くらいというのが悲しすぎるかな。(爆)



*


さて、もう10年ほど前になるだろうか。

ウィーンが誇る名門ホテル・ザッハーで、初めて真のザッハトルテを食べたのは。

あの強烈な甘さに、以来私は珈琲に砂糖を入れずとも飲めるようになった。


で、今回。

油っこい、大味の食べ物ばかりの連続に、紅茶も砂糖なしで飲めるほどに成長したpicchukoなのである。(笑)



オーストリア時間 10:30 ザルツブルク・カフェ・トマッセリにて

2012-09-22 18:15:15


何かで読んだことがある。

「出会いとは、一秒たりとも早すぎも遅すぎもしない」、というようなことを。


私は再びオーストリアへ向かう列車に揺られている。

本当は、つい先程までザグレブからハンガリーの首都ブダペストを目指すつもりだった。
昨夜、ブダペストからスロバキア、チェコへのルートを念入りに調べ上げていた。

だが、また急に気持ちが変わってしまった。


「縁がなければ、どんなに行きたい場所であっても行けないものよ。
逆に縁があれば、行きたくなくても行かされる。」
これも誰かに言われた言葉だ。



予定に沿って旅するつもりが、同じ場所を行ったり来たり。
まるで放浪者の私である。(笑)

何度も何度も引き返すのは、そこに見えない意味があるのだろうか?


流れる景色を眺めながら、コンパートメントを共にする顔ぶれを見つめながら、その誰かの言葉が頭をよぎる。


自分の気持ちさえも、結局は知らぬ間に縁の糸で操られてるんだな。
時さえも自分で選べない。
そんなことを思った。


旅の後半戦。
どうなるやら、自分でもさっぱり読めない。(苦笑)



スロベニア時間 10:50 ザグレブからフィラッハへ向かう列車にて


写真は、サラエボの夜。

ボスニアおじさん。

2012-09-21 00:02:26


モスタルで飛び乗ったタクシー。

運転手のボスニア人のおじさんは、英語こそ通じないものの、とても親しみやすかった。


ボスニア・ヘルツェゴビナからクロアチアへ入ったところで彼は車を止めた。

「ちょっとお茶でもしないか。」


そして、この一枚。


二人でしばしブレイクタイム。
彼のおごりだ。


ついでにジュースとポテチを買い込み、スプリットまでの道すがら、二人でつまむ。(笑)

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