セルビア青年とコンパートメント。

さすがに、夜行列車は乗客も少なく、全てのコンパートメントが埋まるというのは珍しい。それなのに、そのコンパートメントが全て満室だとは、ミシェル車掌が言うように、世界中の人が今夜旅行に出ることにしたか、前もって、全て計算されていたか、、、あ、これは、アガサ・クリスティ作『オリエント急行の殺人』での話。さすがに寝台車両を使うほどの贅沢な旅は、今回の私にはできなかった。それでも一応、予約席なのだが。だから...

私は今、オリエント急行に乗っていて、

そのシンプロン=オリエント急行は、終点のカレーを目指し、イスタンブールを出発した。カレーという町が、海峡を挟んで英国と向き合うフランスの都市だということは、ロダン作の彫刻『カレーの市民』のおかげで、私でも知っていた。順調に進めば、3日後にはヨーロッパ大陸を横断できるはずだった。だが、事件は起きた。 ユーゴスラビアで。 ベオグラードを21時15分に発車し、その3~4時間後のことだった。列車は大雪のため、立...

「プリトゥビツェ湖群」以上に輝く二人。

もう一つ、是非とも紹介したいこのブログ。夏のヨーロッパが一晩で晩秋に姿を変えた、9月中旬のプリトゥビツェ湖群国立公園(クロアチア)で出会ったカップルのブログである。見るからに良い笑顔だが、実際はもっと輝いていた。幸せ~~~!が伝染する この笑顔。プリトゥビツェ湖群国立公園でというより、ザグレブからそこへ向かうバスの中で出会った二人だ。「おはようございます。^^」バスに乗った途端、爽やかな挨拶が聞こえて...

旅の意味が増す。

この旅は、私の人生における何かしらの節目になると感じていた。1ヶ月という期間は物足りない感もあったが、病気持ちの高齢者を両親に持つ私には この辺りが限度だろう。それでも、仕事を続けていれば決してできなかったことであり、この為に退職したわけではないが、自分の選択を認めている。だが、帰国後の私は何から手を付けていいか分からず、無駄に生きてるという後ろめたさが、どこか心の中にあった。このまま私はどうなるの...

ナザール・ボンジュウ、その後?

日頃、アクセサリーを身に付けない私がアップしたこの写真は、ムラトさんのお母さまから戴いた、トルコのお守りナザール・ボンジュウである。実は、5月に貰ってすぐ失くした(苦笑)ナザール・ボンジュウについて、まだムラトさんに告白していない。なのに、またも貰ってしまったのは、「是非、picchuに!(トルコでは親しい間柄では名前の末尾を略する)」と、先月 帰省した彼に持たせてくれた、彼のお母さまの愛情を感じたからだ...

わが友、「トーマスクック」

一ヶ月間、常に私の足元にあり、ヨーロッパ大陸を私よりも近い場所で感じていたのが このスニーカー。それは、ちょっぴり奮発したカンガルーの革製品で、柔らかい生地は決して靴ずれすることなく、無職な主人に対して実に誠実で働き者だった。(爆)今日、やっとそれを磨いてあげることができた。ヨーロッパの土を落とすのが惜しい気がして、半月以上もそのままにしておいたのだ。(苦笑)そして、それと共に旅の大活躍者だったの...

私も欲しい、ディアンドル。

これ(↑)は、ミュンヘンではなくザルツブルクのお祭りで撮ったものだが、ドイツ南部のバイエルン州やオーストリアはチロル地方などの伝統行事に欠かせないのが、彼らが着ている民族衣装であろう。活気あるオクトーバーフェストをより一層 楽しく見せるのも、これら民族衣装のおかげであるし、これなくしてはオクトーバーフェストはあり得ないと言えるほど、思いっきりジョッキ風景に同化している。「picchukoさんも一着買ってみた...

これぞ、オクトーバーフェスト!

今日は一日中、町のあちこちで笛や太鼓の音が響いていた。秋晴れの清々しい週末、お祭りにはもってこいの日和だった。だが、私の気分はラーベ氏のまま。お祭り気分も、一足先にミュンヘンですませている。(笑)ミュンヘン行きをsuhさんにメールする時、私は深く考えずに「30日はどうですか?」と提案した。その日がマックス・ラーベ氏のコンサートであったことも幸運だったが、もう一つ、ちょうど世界最大のビールのお祭り・オク...

pikoさま、ご招待☆

いきなり旅のクライマックスから書くのもどうかと思ったが、興奮冷めやらぬうち、したためておこう。この旅で、私は信じられない幸運に恵まれた。本物のジェントルマンというものに間近で接したのだ。 しかも、VIP待遇で?!「さて、30日ですが、実は私、ミュンヘンに行く用事があるのです。大好きな、マックス・ラーベさんのソロリサイタルで、コンサート前にCDを持って会場の裏口で待機する予定です(照)。」これは、私のブロ...

世界地図を広げてみる。

さて、気ままに話を進めていくが、前述した I石家のY郎くんが大の地図好きだということも、過去のブログに書いた。先日も、ライトで浮かび上がる お気に入りの地球儀を眺めるY郎くんに、I石ママは私が巡った国の位置を尋ねようと、一瞬思ったらしい。だが、サンタの葉書を思い出し、慌てて言葉を呑む。(笑)Y郎くんの地図好きは小学校に上がる前からのことで、それを知って以来、私も時々 海外の本屋を覗くようになった。珍しい世...

picchukoサンタ、未だ健在!(笑)

私の『旅行記・ドゥブロヴニク&モスタル』を読んで下さった方は覚えておられるだろうか?昨年暮れ、クロアチアはザグレブの空港から、サンタに成り済ました私が送った一通の葉書のことを。送り先は、前職場でお世話になった I石氏の次男坊・Y郎くんだ。→ ('11.12.31日記) ・ ('12.01.14日記)昨日、1ヶ月半ぶりに Y郎くんのママ(以下、I石ママ)と会った。旅話のクライマックスは、やはりムラトさんとのいざこざであろう。...

気になるシリア上空。

帰りのミュンヘン発ドバイ行きの飛行機の中で、ふと思い立った。この飛行機、大丈夫なのだろうか?飛行機の機体に異常があるというわけではなく、飛行ルートが気になったのである。それは、すでに時差ボケの前兆だったと思われる。(笑)しかし、確かに行きはシリア上空を飛んだ。まさか この飛行機、シリア軍によって撃ち落とされたりはしないよね?!(爆)* * * 現在、緊迫を続けるシリア対トルコ。そして、その緊張を一層高め...

picchuko版・中欧8ヶ国周遊マップ

かなりアバウトだが、旅のルートを直線で表してみた。(距離数も直線距離)大阪⇒ドバイ⇒中欧8ヶ国⇒ドバイ⇒大阪 : 29,601km中欧8ヶ国周遊 : 5,293km実際は陸路なので、この2倍ほどになると思う。<picchuko版・中欧8ヶ国周遊マップ>より大きな地図で 中欧8ヶ国 を表示* Googleマップの作成は初めてで、かなりの労力(?)と時間を費やしたのに、こんな失敗作。(苦笑)写真は、セルビア第2の都市、ノヴィ・サド駅正面。...

私達、日本人で良かったね。

ザルツブルクを発つ直前、私は大学時代の友人Y野くんにこんなメールを送った。10月5日が、彼の誕生日だったからだ。「Y野くん、お元気ですか? お誕生日、おめでとう。私は8月末で退職し、一ヶ月間ヨーロッパを旅してました。 今日、ドイツのミュンヘンから帰国します。今回、ドイツ、オーストリア、スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ、スロバキア、ハンガリーと8ヶ国も周遊しました。 色んな民族がいて面...