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旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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2013年が終わる。

職場で綺麗な羽子板の飾り付けをしながら、日本のお正月らしいなって、日本のお正月もいいなぁってしみじみ思った。

去年、10年ぶりの日本での年越しであったが、なんとなくピンとこなくて、やっと今年 日本人に戻れたような気がする。(笑)

あんなに贅沢に思えた海外での年越しより、今は気持ちを正して穏やかに迎える日本の年越しの方がずっと自分らしく、そして大袈裟かもしれないが新年への覚悟が持てる気がする。
たぶん、それはあらゆる意味で、私がそろそろ落ち着いてもおかしくない年頃だからだろうか。(笑)


今年は9月より新しい環境がスタートした。
信じられないほど毎日が楽しく、介護の現場に居ながらもキツイと感じたことは殆どない。
以前は不安だった健康面も、主治医の先生が「信じられない」と思わず疑ってしまうほど今のところ不安なし。

20代の仲間に囲まれて、まるで自分まで若返ったような(笑)、こんなに笑って仕事できる環境があるんだなと、驚きながらも感謝している。

そんな愉快な日々ではあるが、常に心がけていることがある。
それは、「今を積む」ということ、目の前のことを一生懸命するということだ。
そして、利用者のお年寄りさんに事故がなく、その日を無事に平和に過ごせることを祈りながら仕事に向かうことが日課となった。

福祉の世界はそれだけではないが、まだ入口に立ったばかりの私にできることを一つ一つ丁寧に積み上げることこそ、今後に繋がると信じている。

「あんた、優しいな。」 そんな嬉しいことを言ってくれるお年寄りもいる。
今はそれでいい。


恵まれた職場、そして幼い頃より私を育ててくれた風景の中で生きることを許されている今、
それがどれほど有難いことか、こんなにも噛みしめられるようになった。

だから、不思議なことに今の私に遠くへの憧れは一切ない。(笑)

それよりも、この仲間の中で居たい、見慣れた景色のどんな小さな移ろいも逃さずに見ていたい、
そんな思いが沸々と湧きあがる。


毎朝、少し遠回りをして、瀬戸内海を眺められる道をドライブしながら職場へと向かう。

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世界にはもっと碧く、もっと美しく、もっともっと雄大な景色は数えきれないほどあるのだが、
これほど優しく包みこむような温かさで見守ってくれる景色を他に知らない。


いつものあいさつなら どうぞしないで

言葉にしたくないよ 今朝の天気は


生まれた街の匂い やっと気づいた

もう遠いところへと ひかれはしない


街角に立ち止まり 風を見送った時 季節がわかったよ


荒井由実『生まれた街で』



私の生まれた街は高知なのだが、2歳から香川で育った私にとって この歌詞にある「生まれた街」は今も住んでいるこの町だ。

昔から好きだったユーミンのこの歌詞の深さをやっと理解できるようになったのかと、ちょっぴり嬉しかったりする。(笑)

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後2時間で今年も終わる。

こんなにも楽しかった年が過ぎていくのは寂しい気もするのだが、気持ちの上で静かに新年を迎える準備が整った今、来年はもっと素晴らしくなるんじゃないかと、都合よく思っている。(笑)

きっともっと笑顔が増すだろう。

そして、私の周りの人達の笑顔も増すことだろう。


2013年、今年も真にありがとうございました。
来る年も何卒 宜しくお願い申し上げます。


お節料理2014(浦林さん).jpg

素晴らしい出会いの多かった今年、とりわけ私を実の娘のように可愛がってくださる ある奥様と半年ほど前に知り合った。
この豪華で美しいお節料理は、その奥様の手作り。
昨日 私の家まで届けてくれたものだ。

「食べた後のお重も貰ってくださいね」と、そのお重箱は40年ほど前に奥様が北九州から香川にお嫁入りした際に持って来られたもの。

日本のお正月の美しさに、改めて深く感謝したい。

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