サラエボ事件・遠い和解、「テロリスト」「英雄」…政治が利用、欧州・消えぬ戦火の影。(朝日新聞)

現在のボスニア・ヘルツェゴビナの首都でオーストリア皇太子が暗殺され、第一次世界大戦勃発の引き金となった「サラエボ事件」から28日で100年を迎えた。暗殺犯はテロリストなのか英雄なのか、隣国セルビアとの間で1990年代の紛争ともからんで論争が蒸し返されるなど、和解がなお進まない現状が際だつ一日となった。第一次大戦は、毒ガスという史上初の大量破壊兵器や、飛行機など近代技術を用いた新兵器が次々に投入された。その...

民族主義の矛盾、今も。ーサラエボ100年(朝日新聞)

「20世紀が始まった街角」。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで100年前、オーストリア皇太子夫妻の命を奪い、第一次世界大戦へとつながった2発の銃声が響いた「ラテン橋」のたもと。現場跡に建てられた博物館は、その看板を掲げる。ハプスブルクのオーストリア・ハンガリー、オスマン・トルコ、帝政ロシア……。第一次大戦をきっかけに、中東からアジアまで含めて当時の世界を牛耳った多くの帝国が崩壊した。欧州ではその領域...

サラエボ事件から100年。

ブラジルではサッカーW杯が開催され、日本ではなくボスニアやクロアチアといった旧ユーゴの国を応援している自分に気がついた。そして、ネット上では「第一次大戦100年」なんて見出しを見つけると、何よりもまず開いてしまう私がいる。(笑)ユーゴスラビアだなんて、昔は全く関心がなかった。 数年前の私なら、そんなややこしそうな国、知る前から拒絶していた。なのに2012年に一、二度訪れただけでこんなにも興味って変わるもの...