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I love Salzburg

ARCHIVE PAGE: 2015年11月

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サンタは今年もやってくる。

友人の息子のY郎くんが小学4年生の冬休み、私はクロアチアの首都ザグレブの空港から彼宛てにエアメイルを送った。その半年後、今度はスロベニアから葉書を送った。どちらも、私からではなくサンタクロースからとして。10歳近くもなってサンタを信じる彼にサプライズを届けようと、友人と共に計画したことだった。彼はそのエアメイルを大切に大切に、先生にも友達にも自慢をし、彼の机の奥深く宝物箱にしまっておいてくれたようだっ...

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お猿さんと私。

「あ!猿!」香川県から徳島県へ抜ける県境の道で、木の上に登っている猿を見つけた。そのまま通り過ぎても良かったけれど、両手で大事そうに柿を持って食べる真っ赤な顔をしたお猿さんがなんとも可愛らしくて、慌てて車を引き返した。スマホを持って、そっと車から降りる。その瞬間、目の前を一匹の猿がシュッと走り去ってしまった。「あ!」せっかくのチャンスを逃してしまったともう一度柿の木を見上げると、まだ一匹いた。その...

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城の崎にて。

私が高校1年の時であるから、もうかれこれ25年も前になるが、ある日、先生はさらっと太宰治の志賀直哉批判の話をしてから「城の崎にて」の授業に入った。一通り読んだ後、私を指名し感想を聞いた。だが当時、太宰好きだった私は先ほどの先生の話ですっかり志賀直哉を受け入れられなくなっていた。「私、この人の文章、嫌い。」内容は全く頭に入っていなかった。正しくは、「好かん」って答えたと思う。「わし、いらん話をしてしも...

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栗林公園、綺麗です。

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内子を旅する。

子供の頃は同じ四国内と言っても遠い遠いところだと思っていた愛媛県の南予地方も、道が良くなった今では気軽に日帰りできるようになった。最も南西部にある宇和島市へは3時間半、芝居小屋の内子座で有名な内子町へは高速に乗れば私の町から2時間で行ける。それでもどこか縁遠くて、南楽園へ花菖蒲を見に行くほかは松山より向こうへ足を延ばすことはなかった。ところが数ヶ月前、「この前ね、テレビで内子の木蝋資料館上芳我邸(か...

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高いトコロはお好き?

この季節になると訪ねたくなるのが大歩危峡。俳句が趣味であった祖父がその景色を好んで詠んでいたこともあり、母を隣りに乗せて昔話をしながら車を走らせる。今年はそこから少し足を延ばして、祖谷渓を訪れてみることにした。有名な祖谷のかずら橋までは行っても、そこから奥となるとまだ二、三度しか赴いたことがない。明治30年から約20年かけて造られた道路は片側が断崖絶壁、細い急カーブの連続で、隔絶された深山幽谷と形容さ...

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まるでそれは一幅の絵を見るようだった。

雨がひとしきり降った朝、紅葉を見に但馬の安国禅寺を訪れた。年々口コミで広まったその紅葉は、多い日には狭い境内に3千人もの人が押し寄せるそうだ。もちろん、お寺の方がうまく誘導してくれるのだが、できればゆっくり穏やかに観賞したい。香川から兵庫県豊岡市にあるお寺までは片道およそ4時間半掛かる。拝観時間は朝の8時から。朝一番ならそう人も多くないだろうと、再び得意の真夜中ドライブを決行することにした。(笑)こ...

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まわたロール。

私が大学4年の時、あるボランティア活動で高校1年生の男の子と知り合った。当時、私が可愛がっていた女の子の幼馴染みで、ちょっとやんちゃな部分を持った、友人は多いだろうが、どちらかというと一匹オオカミ風の彼だった。そんな彼と仲良くなった経緯は詳しく覚えていないが、彼の家に遊びに行ったこともあるし、私が大学を卒業して地元に戻る時には送別会に手作りのケーキをご馳走してくれた。彼は小さい頃からお菓子を作るのが...

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つながり。

11月6日の朝、美しいお花を抱えた男性がわが家の前に立っていた。見事なカサブランカにベージュのガーベラ、薄いピンク色したカーネーション、その優しい花達の向こうにある男性の顔は隠れていた。玄関を開けた母は、「こんなお花頼んでない!」と慌てたらしい。(笑)「今日がちょうど一周忌だと聞きまして。」それは、昨年父の葬儀でお世話になった町内の葬儀屋さんだった。早いもので、父がこの世を去って一年が過ぎた。その間...

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ヨーロッパの「静かな崩壊」が始まった!(現代ビジネス)

受け入れ側の疲労は限界に達している。現在、ドイツに続々と到着している難民は、オーストリアからドイツのバイエルン州に入る。オーストリアが、スロベニアから自国に到着した難民を、せっせとバスで運んでくるのだ。国境には公式の通過地点が5ヵ所定められており、9月と10月だけで、到着した難民は31万8000人。つまり人口1260万人のバイエルン州には、2ヵ月間、毎日平均5000人がやって来た勘定になる。 受け入れ側の警察、役人、...

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阿蘇。

阿蘇の壮大な風景は、気持ちが大きくなって好き。大きなカルデラに抱かれて、両手いっぱい広げたくなる。中学生の頃に登った中岳の噴火口は、9月に起きた噴火のせいで近づけず。草千里より先は通行止めだった。それでも、私が望んだ景色で阿蘇山は出迎えてくれた。可愛い米塚もすっかり秋模様。大分と宮崎の県境で見た一面ススキ野原は阿蘇でも見られた。杵島岳だろうか、ベルベットのような裾野はまるで高貴な方のドレスみたいで...

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緒方高千穂線。

九州の旅はこれで六度目。ちょっと中途半端な数字だけど。(笑)中学時代、修学旅行で訪れたのが初めてのことで、その時は新幹線が博多駅に着いた時、友達と「はじめの第一歩!」なんて言って飛び降りたのを覚えている。当時、国語の教科書に草千里の写真が載っていて、のびのびとした阿蘇の風景に胸膨らませたものだ。実際は阿蘇山の中岳をウォークラリーで登山させられ、ゴールの草千里ではみんな疲れ切った顔で写っている。だが...