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in コラム

欧州で拡大する難民流入、ドイツは公平な分担求める。(ロイター)

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欧州連合(EU)にかつてないペースで難民や移民が流入し、受け入れ側の対応が追いつかない状況となっている。

ドイツはこうした移民の最大の受け入れ国になるとみられており、シリア内戦を逃れてきた難民に対しては、EU内の最初の到着国で難民申請をするというEUルールの適用を実質的に停止している。
しかし、オーストリアやハンガリーを経由した大勢の移民がミュンヘンなどに列車で押し寄せたことを受け、ドイツ内務省は1日、ルールが依然有効であり、他のEU加盟国はこれを順守すべきだと主張した。


暴力や貧困から逃れる難民やその他の移民の大半は、欧州の南端や東端に到着した後、より豊かな北部や西部を目指して移動を続ける。
特にハンガリーはバルカンから陸路でEUに入るルートの入口となり、危機的な状況に直面している。

ハンガリー当局は1日、首都ブダペストの鉄道の駅を一時封鎖し、難民の入場を禁じるなど、難民の列車移動を阻止する措置に出た。政府報道官は、EUの法律を執行するためだと述べた。


「ダブリン協定」では、難民申請はEU内の最初の到着国で行うことになっており、手続きが終わるまで滞在しなければならない。
ただ、大半の難民が到着するイタリアやギリシャ、ハンガリーでは、これほどの規模の申請を処理するのは不可能だとしている。

EU首脳は前例のない難民流入ペースに危機感を強めている。


ドイツのメルケル首相は1日、ベルリンで開かれたスペインのラホイ首相との共同会見で「迫害を受け、戦争を逃れてきた難民に対し、欧州各国は経済の強さや生産性、規模に応じて公平に負担を受け入れるべきだ」と語った。

両首相は、欧州委員会が安全な国のリストを作成し、難民に分類されない移民を本国に送還できるようにすべきだとの考えを示した。

移民政策を担当するアブラモプロス欧州委員は、難民受け入れ負担や不適格な移民の本国送還について、同委員会が来週新たな方針を示すとしている。
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