I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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お猿さんと私。

「あ!猿!」

香川県から徳島県へ抜ける県境の道で、木の上に登っている猿を見つけた。

そのまま通り過ぎても良かったけれど、両手で大事そうに柿を持って食べる真っ赤な顔をしたお猿さんがなんとも可愛らしくて、慌てて車を引き返した。

スマホを持って、そっと車から降りる。

その瞬間、目の前を一匹の猿がシュッと走り去ってしまった。

「あ!」
せっかくのチャンスを逃してしまったともう一度柿の木を見上げると、まだ一匹いた。

その一匹と目が合った。
一瞬、固まった彼ではあるが、ハッとした後、一目散に逃げ出した。

「あ、待って!」

待つはずがない。

木から飛び降り、電柱に登る。

11-29 1.逃げるお猿さん

てっぺんまで登ったら、今度は綱渡りのごとく慌てて電線を伝っていった。

11-29 2.逃げるお猿さん

11-29 3.逃げるお猿さん

11-29 4.逃げるお猿さん

2本の電線は、徐々に幅を広げて軒下へと繋がっている。
必死で伸ばすも手が届かなくなって焦った彼は、ターザンのごとく屋根の上へと飛び移る。

「あーあ。」
可愛く柿を食べる姿を写真に撮りたかっただけなのに。
来年の干支であるお猿さんの愛くるしい表情を残したかっただけなのに。

振り向くと、田んぼの向こうには優に10匹を超える猿軍団がたむろしていた。

再び近づきスマホを構える私を見つけ、またもや一目散に散らばる猿たち。


そんな私を見た地元の老婦人は、「よっけおるやろ。野菜も引っこ抜かれて困っとるんよ。猿も多いし、ここは猪も出るしねー。」

猿に負けじと夢中で追う私は、きっとおばちゃんには町の子に見えたんだろうな。(笑)



今日は私の43歳の誕生日でした。
惜しくも逃げられちゃいましたが、来年の主役くんに会えるなんて縁起いいでしょ。





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