I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
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四十路に何が起こったか?!

一瞬の出来事だった。

出勤が特別遅くなったわけではないが、職員健診があったその日は朝から職場の駐車場が混み合っていて、私はいつも停めている場所より少し離れたところで車を停めた。

ちょうど右手には二十歳の男子職員が到着したばかりで、車の中でスマホをいじっているのが見えた。

軽く音楽を流しながら、ふふふんっといった感じで車をバックさせた私は、いつになく上手に駐車できたことに満足した。
「おばちゃんでも運転はなかなか得意なのよ」って感じで。(笑)


車を降りた私は、ずらっと並んである車の向こうのキラキラした瀬戸内海を眺めながら、直属の上司の車がないことに気が付いた。

あれ? 今日はお休みされるのかしら?
車のナンバーを目で追っていた。


それは、一瞬だった。

気が付いたときには、私は地面に転んでいた。

車止めだ。


車止めに躓いた私は、たぶん漫画のような転び方をしたに違いない。
両掌の親指付け根を擦り剥き、気持ち右手親指を突き指したようだった。

いや、それ以上に痛むところがある。 胸だ。

転んだ先にも、また別の車止めがあったのだった。
そこに胸を強打した。


その時、私は背後に二十歳の男の子がいたことを思い出す。
慌てて起き上がり、恥ずかしすぎて振り向けずに小走りで職員通用口へと急いだ。

ああ、恥ずかしすぎる。
当時頭の中を占めていたのはそれだった。 痛みなど二の次だ。


しかし、時間とともに増してくる痛み、くしゃみだけでなく大きな息をしても痛い。
手のひらは親指下の盛り上がったところがやんちゃな子供が転んだ後のように紫色になっている。

昔からよく転ぶ私だが、今回は派手にいったなーと苦虫を噛み潰したような顔でその日は過ごした。


当日は病院へ行かなかったが、夜寝がえりすら痛くてできない辛さに負けて、長い待ち時間を覚悟の上で通院した。

診察室に飾られたダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図を見ながら、先生を待つ。


結果、胸骨骨折だった。


全治一ヶ月半だそうだ。
今は胸の部分に大きなベルトを巻いている。



それが3月下旬のこと。
まだ時々胸は痛むが、春爛漫のこの陽気。

安静にした方がいいのだろうが、やはり桜の誘惑には勝てず今年も花見がてら遠出した。

昨年初めて見て以来忘れられない彦根城のお濠の桜と、その帰路立ち寄った姫路城の桜。

哀れな日記の最後ぐらい、せめて写真だけでも華やかに締めくくろう。



2016-04-06 06.彦根城の濠と桜


2016-04-06 10.姫路城と桜
(4月6日)


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