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in 香川県

雨滲むこんぴらさん。

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お練りも三度目となると、場所取りもなかなか巧くなる。

片岡仁左衛門

金丸座にて明日から始まる、琴平は春の風物詩「こんぴら歌舞伎大芝居」。
今日は14時からお練りが行われた。

こんぴらさん高灯籠

今年の座長は片岡仁左衛門さんということもあり、金刀比羅宮の沿道は多くの人でごった返す。

普段からこんぴらさんへと続くこの界隈は独特の趣きがあるのだが、歌舞伎役者の幟が立ち並ぶこの季節、とりわけ情緒あふれる景色となる。
特に桜の開花が遅れた今年は、こんぴら歌舞伎と桜の見ごろがちょうど重なり、より一層雰囲気を盛り上げる。

お練りはそれらを肌で感じられる上に、役者さん達を間近で見られる最高の機会。
ましてや人間国宝の仁左衛門さん。
これまで歌舞伎を見たことのない私でさえ、つい足を運びたくなる。

その仁左衛門さんが現れた瞬間「お年を召されたな」と思ったが、柔らかく優しいお顔がなんとも心に残って私までもがほんわかした気持ちになった。

今回の演目は、仁左衛門さんの得意とする「矢口渡」と「お祭り」。
どんな舞台が日本最古の芝居小屋で繰り広げられるのか、実は初めてチケットを入手できた私は今からわくわく楽しみにしている。
お練りで見せた表情と舞台に立つ姿と、両方見られるなんて贅沢な話だ。


こんぴらさん


せっかくだから桜を観て帰ろう。
お練りの余韻に浸りながら、本宮へと続く参道を登って行く。

桜咲くこんぴらさん、雨に滲むこんぴらさん、しっとりとしたいい感じだった。

桜はやはり日本の景色に合うのだなあ。
優しい雨に濡れる桜も綺麗だなあ。

心までがしっとりと、桜の下、雨滲むこんぴらさんはまるで仁左衛門さんの柔らかいお顔のような雰囲気。


こんぴらさん3

こんぴらさん2

こんぴらさん4







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