FC2ブログ

I love Salzburg

旅先の大切な思い出を綴っています  since Sep. 1, 2007
MENU

クジラとマオリの神秘な島

*NZにイギリス人が入植する以前から住んでいたマオリ族、彼らの踊り『ハカ』。
ラグビーチーム「オール・ブラックス」が試合前に披露してくれることでも有名ですよね。

NZ・クライストチャーチからバスで1時間15分、バンクス半島にある港町「アカロア」は、NZでは珍しいフランス植民地時代の面影を残した陽気な町。
ここを訪れた時、テントを張って ちょうどイベントをしていました。【'02.01.26】
(用意されていた椅子はすでに満席だった為、ステージの隅に腰を下ろした私達。
予想外にもハカを踊るマオリ男性が接近してきて、その相手を威嚇する踊りの迫力に、思わず食べられてしまうのかと恐怖に固まってしまった私です。)


『マオリ族』
NZの先住民マオリ族は今から1000年以上も前、ポリネシアからカヌーによる太平洋大航海の末に渡り住みます。
伝説では、「ハワイキ」(マオリ語で故郷の意、現在のタヒチ島周辺らしいと推定されています)からやってきました。
今から紹介する映画『クジラの島の少女』の中では、祖先の勇者パイケアがクジラに導かれてこの地に辿り着いたとあります。

近年、マオリは有力な族長の中から「王」を選び、彼はマオリ社会において高い権威を持っています。
現在の王は「ツヘイティア・パキ1世」。
私はマオリ族とは非常に霊格の高い民族だと思っています。


先週の火曜日、DVD『クジラの島の少女』を借りてきました。
2003年に公開された映画で、製作は私がNZに滞在していた2001年から2002年にかけて。
冒頭から その画面に映る青い空や海に、
「あぁ~、間違いなくNZの青だぁ~」と感情移入です。

内容の解説を軽く写しますね。
【NZの小さな村。
マオリ族の長コロは、勇者パイケアの伝説を信じて後継者となる男子を待ち望んでいた。
彼の長男ポロランギに双子が生まれるが、その一人男の子と妻は死んでしまう。
残された女の子パイケアは、祖父コロから愛情をかけられながらも、後継者は男子と頑なに信じる彼から激しく拒絶される。
誇り高い民の伝統と それ故の確執、不思議な運命に導かれたひとりの少女が奇跡を起こしていく感動溢れる作品です。】

この映画は何度も繰り返し観れば観るほどに、その意味が伝わってくる味わい深い作品だと思います。
私自身、NZに縁があったからなのか、目頭が締め付けられて思わず泣いてしまいました。
鳥肌が立つシーンもありました。

偉大な民族の血を受け継ぐひとりの少女の大きな黒い瞳は、あまりにも印象的です。
日本人が失ってしまいそうな伝統と誇りの大切さを改めて感じました。

世界中には様々な民族がいて、それぞれに素晴らしい文明を発展させ、
それを上から得意げに眺めていらっしゃるはずの神様(?)も喜ばれる作品だと思います。
そう思ってしまうほど、心が綺麗になりますよ。
なんたって、背景にはあまりにも美しいNZの自然が広がっていますから。

もしご覧になられていない方は、是非とも一度観て下さいね。
マオリという民族についても学びの多いものですよ。
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。